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アカシラ🍁🍠
シライが女体化
〜〜〜〜〜
船の中で出会い、助けてもらった時以降、ずっと一筋でその背中を追いかけてきた。彼のことで知らないことなんてない。と思ってたのに、
「し、シライさんって……」
「女」
「………………すみません!!」
ーーーーー
この数分前、アカバはシライと一緒に体を鍛えるためトレーニングをしていた。いい感じに汗をかいて、シライが飲み物を買ってきた時、アカバはふと思い出したように
「そういえば、筋肉って力入れてない時は柔らかいらしいですね」
「ん?ふーん、知らなかったな。」
シライは元特級巻戻士で、見た目の割によく鍛えており、筋肉も自分よりついてるだろうとアカバは思い、口を開く
「筋肉、触ってみてもいいですか?」
「………おう」
少し渋ったあと、返事をしたシライをアカバはあまり気にとめていなかった。シライは飲み物に蓋をし、腕をおろす。触っていいという合図だとアカバは感じ取り、手をシライに近づける。
「おー…やっぱりシライさんは筋肉があるんじゃな……!!」
「………ぁ、あのさ、感心してるとこ悪いけど」
「どうしました?」
「それ胸」
「…………は?」
時が止まった。というよりアカバがフリーズした。
「……む、胸…?」
「俺、女」
女という言葉がアカバの中で繰り返し再生される。
「お、おおお、女??」
ひくっ、と顔が引き攣り、汗がダラダラと流れる。この汗はトレーニングしたからではなく、女性の胸を触ってしまった、という焦りだ。
「は、お、女って、シライさんが?」
「おう。でもしょうがねえよ。声低いし、一人称俺だもん。サラシ巻いてるし。」
「………え」
そういう問題では無い気がする。というアカバの思いは、声にもならなかった。
「す、すみません……!!!わし、し、シライさんの胸……胸を」
シライの胸を揉んだ。言葉にするとより一層いけない感じになり、自分の罪を思い知らされる。顔が赤くなっていくのが自分でもわかる。
「…あんま気にしてねえよ。」
「気にしないとか……無理じゃないですか…??」
「たしかにな、でも俺も胸じゃなくて腕とか腹とかだと思ったから。」
その言葉を聞き、ごもっともと言うしか無くなったアカバは、その場に深く座り込んだ。シライの靴だけが見える。
「わし、責任とります…」
シライの顔を見上げる。
「は?」
「胸を触ってしまった責任、とります!!!」
女性、しかもシライの胸を触ってしまったという現実は謝罪だけでは消えない。なら触っても許されるような関係になれば、罪は償えるとアカバは考えた。
「や、無理」
「え?」
「そもそもお前はまだ16、俺26。10個も歳離れてるし、お前からきても犯罪者になるのは俺」
「そ、そんなぁ……!」
罪を償おうとして天才的なアイデアを閃いたと思ったアカバは、一瞬でその天才的なアイデアが崩れ落ちていく音が聞こえた。
「…なら、わしが償える歳になるまで待っていて欲しいです。」
「償うとか、そんな重く言わなくてもいいのにな、お前が20になったら俺30だぞ?アラサーなのに、
……まあ、お前が頑張るって言うなら俺は待ってるけどな。それまでお前が持つかだな。他の女のとことか行かなきゃいいけどなあ?」
試すような言い方でアカバの顔を覗く。
「は…わしは他の女のとこなんて行かん!だから、シライさんも待っててください!!」
「……ん、わかった」
シライはニヤッと笑みを浮かべた。
コメント
1件
あまりにも最高すぎやしませんか?