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R18 🍣🐇 nmmn
深夜のネオン街。
目が潰れそうになるほどの光と吐き気のする人混みが目の前に広がる。
🍣¦….ねぇ、
肩に手が乗る。
🐇¦ッッ….!
反射的にその手を乱暴に振り払ってしまった。
🍣¦あ、ごめんね。嫌だった?
派手な桃髪の男。綺麗な瞳には柔らかな光が浮かんでいる。
黙って首を横に振ると苦笑しながら頭を撫でてくる。
完全な子供扱い。
何故か嫌な気はしないので黙っておく。
🍣¦顔色悪いけど….
言葉を遮るように頷いてその場を後にしようとした。
一瞬だけ視界が揺らいだ。身体が地面にぶつかろうとする。
🍣¦…ね、大丈夫…かな….?
ゆっくり目を開けると桃髪が心配そうに見つめてくる。
きっと身体を支えてくれてるんだろう。微かに暖かさを感じた。
🍣¦君さ、何処に住んでんの?
首を横に振ると困ったような表情を浮かべる桃髪。
🍣¦あー…じゃあ元気になるまで家おいで?
なんとなくこの人なら大丈夫だと思った。
小さく頷く。
🍣¦ん…楽にしてて良いよ、このまま。
桃髪の周りをふわりと纏う香水の香り。
優しい香りに眠りを誘われながら闇に堕ちた。
🍣side
月明かりに照らされた顔をじっと眺める。
触ったらまずい気がして何も出来なかった。
薄く開く瞳。部屋に微かに紫が差し込んだ。
🍣¦あ、おはよ。
声を掛けると驚いたような反応をされる。
🍣¦ね、触っても大丈夫…かな….?
頷く白髪の子の頬にそっと触れる。
大人しくして目を閉じる白髪。
顔を近付けてしばらくじっと見つめてると怪訝そうな顔で睨んでくる。
🐇¦…ちょっと近い、
🍣¦っあ、ごめん….
初めて聞いた声。思ったより低音でちょっとびっくりした。
🐇¦ん…でもそれは悪くない….、
頬に触れる手をぎゅっ握られる。
🍣¦ん..ふふ、 よしよし。
頭を撫でると目を細める。
🐇¦…なんか子供扱いしてへん?
ちょっと知ってたけど関西弁で話すようで。
🐇¦ばかにしとるん?
たれ気味な目を必死に吊りあげようとするのがかわいい。
🍣¦してないよ。
白い肌に触れる。
🐇¦ん…あんま触んな…、
🍣¦ふふ、ごめん。
🐇¦んぅ…おまえいい匂いする….
俺にしがみついて顔を埋められる。
🐇¦んっ…おちつく….
🍣¦落ち着くんだ、かわいい。
上を向かせて可愛い口にキスをしてみる。
🐇¦うぇ…?
きょとんとした顔で見上げる白髪。
🐇¦ん…? いま….ちゅーした…?
🍣¦んー?
困惑した様子が可愛くてちょっと意地悪したくなった。
🍣¦もう1回する?
🐇¦や、 …え..とっ…、
🐇¦….す、 る…//
もう1度口を重ねてやる。
🐇¦ん…っ、 …いまのわすれて…//
🍣¦…ごめん、無理。
🐇¦っわ…ッ….
気付いた頃にはもう押し倒していた。
🍣¦初対面なのにごめんね…、
抵抗しようとする腕を抑える。
🐇¦…っや、 おれきたないからっ…!
🐇¦汚れたおれに触んなっ..ッ….
歪んだ瞳から涙が溢れだす。
🐇¦やめ…てっ…、
🐇¦こんな身体見せらんない…ッ
弱々しく泣く兎。
🍣¦っ…、
そのあまりの弱さに。
🍣¦めっちゃ興奮する….
🐇¦っえ…?
🍣¦っふ、ほんとにかわいいっ….
🍣¦ねっ、俺に君の事全部教えて?
🐇¦っや…、
🍣¦君の声も鳴き顔も全部知りたいなぁ…?
🐇¦や..だ…、
震える声も全て無視して首筋を舐る。
🐇¦ひぁ”…っ…//
🍣¦んっ、えへ、美味し….
🐇¦ね..っ、やだ….//
薄汚れた君はとても綺麗だった。