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2話絶好のチャンス
今初めて、お姉さんを見てハッとした。「なぎさ先生、その服どうしたんですか?」すごくかわいい、明らかに私服じゃない「あぁ、これか、いやご飯を奢ってもらうのに、私服はなんか良くないなと思って。」「すいません、なんか気を使わせてしまって」「ん、まぁ良いよ、全然気にしないでくれ」「それじゃあ行きましょうか、少し遠いので、車で行きましょう」「サ○ゼとかじゃないの?」「レストランですけど」「え!、良いのかい、何か申し訳ないんだけど」「気にしないでください、今日僕はいつも、お世話になっている、なぎさ先生に日頃のお礼も込めて奢るんですから」なんかそれっぽい理由が出来ただろ、お世話になってるのは本当だし「わかった、じゃあ、行こう今日は忙しかったから、朝と昼を食べてなくて、お腹ぺこぺこなんだ」・・・バタンッお姉さんが車のドアを閉めた、「それじゃあ行きます」・・・なんか静かなのが嫌になってきた「なぎさ先生質問良いですか?」「あぁ良いよ、突然だね」確かにすごく突然だった「なぎさ先生はどうして小説家になろうと思ったんですか?」長く一緒にいるのに、これは聞いたことなかったからな「え〜そうだな〜ん〜、特にこれと言って理由はないけど、まぁ僕に向いてそうな職業だったからかな、うん多分」「なるほどです」「他に質問して良いですか?」「うん、もちろん全然良いよ」「なぎさ先生は彼氏はいた事ありますか?」「彼氏?彼氏はいないな〜もちろん彼女もいないし」「へぇ〜そうなんですね」「じゃあ最後の質問なんですけど、僕の事どう思いますか?」「え?君のことかい?、そうだな〜、ちょっと抜けてるところもあるけど良いやつだとは思ってるよ?」「なんか、良かったです。もしかしたら、ちょっと嫌われてかもと、思ってました。」「嫌いなやつだったら、そいつの車になんか乗らないだろう?」「確かにそうですね」・・・着いた、よしここで想いを伝えるんだ「わぁ、ここはすごく大きいね、ホントに払える?」「大丈夫です、中に入りましょう」「いらっしゃいませ」ウェイトレスさんだっけこういう人のこと「予約していた、小室なんですけど」「小室様ですねこちらへどうぞ」席に案内された「メニューはこちらですそれでは何かありましたらおよびください」「おい、君なんで僕の名前で予約するんだ」「なぎさ先生に奢るために来てるので」「うん、まぁいいや、なんでも頼んでいいのかい?」「はいなんでも、大丈夫ですよ」「やった〜」目を輝かせながらメニューを見てるお姉さん、すごくかわいい「君はもう注文する物は決まったかい?」「はい、決まりましたよ」「ご注文はお決まりでしょうか?」ウェイトレスさんが注文を聞きに来てくれた、「は、はい、え〜と、注文、え〜と、決まってます」あ、そうだった、お姉さん、コミュ障だから、慣れた人じゃないと、こうなるのか、「あ、えーと僕が良います、僕はシーザーサラダとフライドポテトで、なぎさ先生は何にしますか?」「じゃあ僕は、クリスピーダックサラダとマッシュポテトでお願い、します」「はい、かしこまりました」「いや〜ありがとうね、僕コミュ障だから、あーいう注文とかすごく苦手なんだよね」「いや大丈夫ですよ、僕に任せてください!今日はなぎさ先生に・・・」「目的」「え?」「目的それだけじゃないだろう。今日、君はどことなく、別の何かの事をずっと考えていただろう?、だって君がいきなり僕に、恋愛事情や小説家になった、きっかけを聞いて来るなんて、普通におかしいだろう、いや、もう、理由はわかってるんだ、でも、君の口から言ってごらん」もしかして、ずっとバレていたのか、それなら少し恥ずかしいが、今が絶好のチャンスだ、言うしかない「なぎさ先生・・・いや小室渚さん、僕はあなたのことが、知り合って良くしてもらっているうちに好きになってました、こんな僕ですけど、僕と付き合って下さい!」「ん、んん、やっぱり、直接言われると、照れるね、でも、僕多分君と付き合えないと思うんだよね」「え、そ、それはつまり、振られたってことですか?」「い、いや、ち、違うんだ、もちろん好きでいてくれることも嬉しいし、僕も実は君のことが好きなんだ」「な、なら」「ちがうんだよ!」「!」「だって僕男だし、多分君は僕のこと女だと思ってたんだろう?、だからすこし言いづらくて・・・」「な、なんだ、なぎさ先生そんな事ですか、はぁ」「え?どういうことだい」「確かに僕は9割はなぎさ先生のこと、女だと思ってましたけど、もしかしたらと思う場面も多々あったので、そっち路線も考えてたんですよ。しかも僕はなぎさ先生の人柄と外見に惚れているので、あまり性別は関係ないんですよね」「そうなのかい?つまり僕が男でも好きでいてくれるってことかい?」「だから、そう言ってるじゃないですか」「う、うれしいよ、じゃあ、仕切り直して、もう一回告白してくれるかい?」「え、え〜とすこし恥ずかしいですね、じゃあいきますなぎさ先生、僕はあなたに知り合って仲良くしてもらってる内に好きになりました。こんな僕ですが、付き合ってください」「うん・・・もちろん、喜んで」