「ねぇ、嘘でしょ、?嘘だって言ってよ。」私は、そう叫んだ。
この事件が起きたのは私たちの仲が深まった頃だった。
今では私の一番の親友の愛。
愛は、可愛くて優しくて私なんかと関わってくれる純粋な子だった。
しかし、ある事件が起きたことで私たちの仲は引き裂かれていった。
いつも通りの帰り道を2人であるいていると、急に前からトラックが走ってきた。
でも、普通とは違うような、違和感を感じた。
何か、嫌な予感がする。
その予感は的中した。
私は、トラックに接触され、
後ろでは何かが破裂した音が聞こえた。
後ろを振り替えると、愛がはねられて血を流していた。
私は、嘘だよね、?と言いつつ涙が出る。
いくら愛の名前を呼んでもそれに応答はなく、息もしているのか私には分からなかった。
その後私は、意識を失い、目を覚ますと病院に居た。
私は、足に大きな怪我をした。
目を覚ましたときに私は、先生に
「愛は、愛はどこに居るんですか?」
と聞いた。
その声は、とても震えていた。
先生が口を開く。
「それは、愛さんに会ってみてはどうですか、?」
私は、安心した。
きっと、生きてると思った。
それは、たった一瞬だけだった。
私が連れていかれたのは火葬場。
私は、頭が追い付かなかった。
きっと、夢を見てるんだ。
そう信じたかった。
でも、そんなのは通用しない。
あの、間近で聞いた破裂音。
それは、愛の心臓が破裂した音だった。
私は、そこから何をしていたのか覚えていない。
それから私は、何回も家に行った。
でも、愛の写真立てが置かれているだけ。
やっぱり、現実を受け入れなくてはならない。
いつも、家やお墓に行くと私は泣いていた。
私はずっと後悔し続けた。
でも、私は愛のために生きなきゃ行けない。
そう思って生きてきた。
でも、最期に愛と約束する。
また、ここで会おうね。
集合場所はここだよ。
ここに、集まろう。
それまで、見守っててね。
それから、数ヵ月後に轢き逃げ犯は捕まった。
飲酒運転をしていたらしい。
懲役5年だったっけ…
そんなんじゃ、償いきれないと思った。
私は、冷静に考えてみると自分に怒ってると知った。
轢き逃げ犯や愛に怒ってる訳じゃない。
悔しかったんだ。
助けられなくて、自分を責めてた。
でもね、愛が戻ってくるなら、轢き逃げ犯にも怒ってたし、愛にも怒ってたって思う。
私の最期の愛との約束。
ちゃんと、果たすね。
愛、私のこときっと恨んでなんかないよね。
愛は私の心の中にいつも居るから頑張れるよ。
いつもありがとう。
初の小説を書きました!
感想欲しいですm(__)m
あと、宣伝とかリクエストして欲しい!
コメント
2件
初コメ失礼します感動しました