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嬉しいコメントもらっちゃったから続き書く!!!
弁当お裾分けのところから
「いいの!?」
俺が自分の弁当を食べる?と聞くと顔を輝かせる元貴
「いいよ笑」
と言い、差し出すと
「やったぁ!!いただきまーす!」
と元気良く頬張る元貴
「えうまっ!!!!」
「そう?やった笑」
昔から料理は趣味だった。
中3からは味もしないから自分の作ったものがどんな味になったのかなんてわかりはしない。
それでも名残を捨てたくなかったから今もこうして自分の弁当は作っている。
自分ではわからない味を褒めてもらえて少し嬉しかった。
「元貴はいつも購買なの?」
そんなことがふと気になり聞いてみる。
「そーなんだよね笑料理とか苦手で」
「俺が作ってこようか」
自分でも何を言ったかわからない。
なんで急にこんなことを言い出したのか。
でも今更撤回はできない。なんたってここにすごく目をキラキラさせている元貴がいるんだから
「いいの?!」
「元貴がいいなら、、笑」
「やったやった!!若井の弁当楽しみにしてる!」
「あんま期待しないでね笑笑」
元貴にはこの一瞬で色々なものをもらった気がした。
俺も返さなきゃな。なんて思ったのだろう。
放課後となり、人は少なくがらんとした学校。
そんな中で人影を見つけた。
複数の男が誰かを取り囲んでいる。
「あれ、元貴?」
その人物が元貴だと気づいた時、俺は声をあげていた。わざと大きく、聞こえるように
人気が少ない場所。俯いている元貴。
この全てで悟った。
「あ、若井、? …」
そんなことをこぼし、すぐにまた俯く元貴。
「何してんだよ。」とずんずん歩いていく。
すると男たちが戯言を放つ
「これはただ遊んでただけっていうか …」
「な?大森?」
「元貴はそう思ってないみたいだけど?」
ぐいっと元貴を引き寄せ一蹴する
「今度やったら許さねぇからな」
その言葉で一斉に去っていく男たち
実は俺は少し怖がられているのだ。俺は不憫だったが元貴を助けれたのならよかったな。
「大丈夫?元貴」
「ありがとう若井 ….. 」
なんて震えた声で話す元貴は今にも泣きそうだ。
いじめられてたなんて知らなかった。いや知る由もないんだけど、そんな素振りを元貴が感じさせなかった。
「今日から俺と一緒にいよう。」
半ばプロポーズかよ。と自分でツッコミたくなるようなことを言う
「いいの?」
「うん。弁当もさ、俺が渡さないと!」
「、笑ありがとう … だいすき」
そう言って抱きついてくる元貴。思わず抱き返しながら考える。
友達としてだ。きっとと言うか絶対。
それなのにどうして俺はこんなに ….
「 ….. /// , 」
素早く鼓動するうるさい心臓を元貴に気づかれないようなんとか抑えていた。
クソみたいな話だ
進ませますちゃんと
コメント
1件
待ってました‼️前の話との繋げ方が良すぎて禿げてまう👩🏿🦲つきの話も楽しみにしてます❗️🤩