天馬司体調不良
地雷様サヨウナラ
良い方のはGo
司視点
咲希「あっ!おかえり!お兄ちゃん!」
司「咲希っ!ただいま!」
子供のようにでむ変えてくれる咲希
いや、まだ咲希は子供だな
もしかしたら俺もまだ子供判定なのかもしれないしな
まだまだ成長が出来るようだ!
ついでに身長もな!
来年には必ず類を越してやるっ!
咲希と一緒にリビングに向かい、ドアを開ける
キッチンでは母さんが夕食を作っている
司「母さん!ただいま帰ったぞ!」
天馬母「あら、司!おかえり!」
ニコニコ笑顔で元気に手を振る母さん
今日はシチューを作っているらしい
名前は野菜たっぷりシチューとのこと
ピーマンが入っていたのは見なかった事にしよう..
シチューをお皿に分け、食卓に付く
皆座り終わったら、手を合わせ、声を揃えて言う
天馬家『いただきます!』
咲希はパッと直ぐにスプーンを持ち、シチューを頬張る
咲希「んん〜!美味しいっ!!」
お腹が空いていたのか次々とシチューを口に運んでいる
さて俺もいただくとするか!
ピーマンを避けながらスプーンに取り、思いっ切り頬張る
司「..美味しいッ!」
目を輝かせ、思わず大声を上げる
おっと、いつもショーで出している程ではないから安心しろ
そういえば、シチューはかなり久しぶりに食べたな
もしかしたら最後に食べたのは半年ほど前だったかもしれない
懐かしく感じてしまうのはそれが原因だろうか
パクパクとスプーンを進め数十分で食べ終わる
意外と、いや俺もお腹が空いていたんだと思う
父さんと母さんも俺達の少し後に食べ終わった
食器を片付け、それと同時並行で母さんと咲希が皿を洗う
俺と父さんはあまり物を冷蔵庫に締まったりテーブルを拭いたりしている
皿洗いチームも俺達のチームも二人一組だから直ぐに終わる
実際、十分も経たずに後片付けが終わった
咲希が母さんの手を引いてソファに座る
テレビのリモコンを持ち、キランッとしたポーズでこういった
咲希「実はアタシ、テレビに出れたの!」
一瞬沈黙が走る
司「…な、なななな、なにいいいいいいいいいいいいい!!?!?」
隣の家に完全に聞こえるぐらいの大声が出る
ま、まさか今の時間帯のテレビということは..
ニュースではなく..!
司「..あのなんか沢山話しかけるやつか!?」
咲希「大正解っ!」
ほら、あるだろう?
インタビューで例えば好きなアイスとか聞くやつ!
結構バラエティー番組の確率も高い
この時間と言う事は確定的バラエティー!
咲希はバラエティー番組にちょこっと出れたのか!?
大丈夫か!?
何かストーカーされたりしないか!?
これから一週間ほど俺と一緒に登下校した方がいいんじゃないか!?
咲希「あっ、ほらもうちょっとだよ!」
咲希がテレビを指差しながら目を輝かす
すると丁度咲希が出てくるところだった
スタッフ『好きなお菓子はありますか?』
咲希『お菓子..スナック系の大好きです!』
咲希『え~と、一番はCalbeeさんののり塩ポテトですね!大好きです!』
実況『と言う事で!第四位はCalbeeさんののり塩ポテトです!』
司「おおぉ…!!」
咲希「はわあぁぁ!」
おぉ、と口を開け、父さんと母さんも驚いている
そして何故か咲希も驚いている
いやっ!確かに俺も驚いてしまうかもしれないし
咲希の反応はごく普通だな..
実際、俺もワンダーステージにいた頃
初めて色紙とペンを持って話しかけられた時は驚いたな..
まあ、未来のスターなのだ!
しっかりとサインを描かせてもらったぞ!
普段から練習している甲斐があるな!
サインといえば類のサインも格好良かったな..
こう..一筆書きでスラスラっと綺麗に素早く丁寧に描いてて..
寧々も意外に上手かったな..家で練習してたのか?
えむは一回一回サインが変わってそうな感じだったな..
いやでも、書き慣れている風だったから練習してたのか?
以外にちゃんとサイン練習していたのだな..
俺も負けないように練習しなくては
未来のスターのサインは完璧でなければな!
この後、家族皆でそのままテレビを見た
朝です
ジリリリリリッ、と部屋に目覚ましの音が響く
勢いよく、パチっと目を覚まし上半身を起こす
六時半、ちゃんと起きられているな!
一階では既に活動音が聞こえる
母さんと父さんはもう起きているようだ
ナイトキャップを外し、近くに置いておく
ベットから降り立ち上がろうとしたその時、
……急にお腹が痛くなった
な、なにかしたか?俺..
お腹でも壊したか..?
いや、その前にッ”、
思いっ切り立ち上がり、部屋を出て全速力でトイレに向かう
ドアを開け一瞬で鍵を閉めた
其れから俺はトイレにて数分の腹痛と決闘していた
学校
司「酷い目にあった…、」
類「フフ、酷い顔だよ。それほど辛かったのかい?」
俺の机に肘を付き顔を覗き込んでいる類
今日初めての類との会話これだぞ?
気配を消す天才か何かか?
類は俺の一つ前の席
お蔭で前が全く見えない
今は椅子の背もたれをそのままにして座っている
司「…せめて椅子を動かせ。行儀が悪い」
類「フフ、すまないね」
一度立ち上がり椅子の向きを変えてからまたこちらを見て座り込む
..こいつめ..俺の腹痛を一片も心配しないで..
結構辛かったのだぞ..少しは心配してくれてもいいだろう?
..何か用ないのか?こいつ
そして実はまだお腹が痛いのだ..
あと腹痛によるものか少し目眩がする..
なんということだ
三限目は体育なのだが..
しかもよりにもよってバレー
俺はチーム内でのエースだから抜けるわけにもいかない
かと言って手を抜くわけにもいかない
スターとしてそれはあってはならないことだ
はあ、まあ頑張ろうとしよう
司「は..ッ?」
類「フフ、言葉の通りだよ」
二限目が終わった後の休み時間
類から衝撃的なことを聞いた
司「に、二年生と合同体育!?しかも寧々達のクラスだと!?」
そう、二年生との合同体育が今さっき先生により報告されたのだった
寧々達のクラスと言えば彰人と白石もいる
一番凄い所と合同体育と言うことだ
まあ、驚きはするがあまりいつもと変わるわけではない
いやそれよりも俺の魅力を二年に伝えられるいいチャンスかもしれん..
類「司くん?授業に遅れてしまうよ?」
おっと、少し考え込んでいたらしい
すぐに行かなくてはな
司「ああ!今行く!」
体育館へと行く廊下を進み、類を追いかけた
腹痛はまだ治ってなどいなかった
ここで中断させていただきます
次回少々長くなります
そして待っていただき有難う御座います
励ましのコメント、ハートにより
半分ほど回復致しました
一ヶ月ほど休ませて頂きました故、頭の中でのストーリーは考えられております
あとは書くだけです
長らくおまたせして本当にすみません
あと少し見ずらい感じに更新されてしまってすいません
見ずらいでしょうがご了承ください
では出来るだけ早めに更新致します
またお会いしましょう
コメント
1件
好き……!!