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最近俺の恋人が丸くなった。
ケチャップは相変わらず飲むのだが、
おにぎりまで食べるようになった。
そのせいか、元々腹はぷにぷにしていたのだが、ほっぺまでぷにぷにしてきた。しかも笑い方がばかかわいい、[んへへ〜…。幸せだなぁ〜。]とか言うようになって、辛い。前は[アンタなんて、嫌いだ…。]とか、[オイラなんかより、猫のほうがいいんだろ?]とか[今日はオイラが上な、ワンちゃん?]とか可愛げのないこと言ってたくせに、最近になってからは、[あんたのおにぎりもっと食いたい。]とか[ん〜…かわいいだろ?]とか[幸せになろうな〜]とか甘えてくるようになった。更に嬉しいのは、お前じゃなくて[マース。]とかほざく様になったこと。
本気でかわいすぎて辛い、そういうことするときも[んへへ…好きだぜ。]とデレデレになってきた。俺もなんとかそれに答えようとしているのだが、[お前なんか…好きじゃねぇし。]とかで返してしまう、その時に少しだけ寂しそうな顔をするのが耐えきれない。だから、最近はErrorの野郎に作ってもらったケチャの人形で[俺も好きだよ。]とか
[もっと、甘えていいんだぞ?]とか言えるように練習しているが、中々言えない。だから、今日も誰もいなくなったことを確認しては、[お前のこと愛してる、だからそんな顔すんな。]と人形に呟く少し顔が赤くなった途端目の前が真っ暗になっては後ろから、少しふやけた声で[だーれだ。]と聞こえた。
[あ~…Honey?]と困惑しながら返すと[マスって、こんなかわいい感じなんだな?]と俺の確認なしに俺の服の中に少し暖かくなったアイツの手が入ってきては、ビクと身体が小さく跳ねて。[な、なにやって…。]と俺がアイツに問うと[なにってナニに決まってんだろ?今日はマスが甘やかすんじゃなくてオイラがマスを甘やかす番。]っと少し意地悪っぽく返してきた、それと同時にアイツの指が俺のソウルに入ってゆく[ はぁっ、あっ…や、やめっ]と俺が甘い声を漏らし、身体を震わせると[嫌じゃないだろ?素直になっていいんだぜ?ここにはアンタとオイラしかいないんだぜ。]と甘い声で俺の無い耳元で囁やかれては、悶絶するしかなく
[ほら、どうしてほしいか言えよ。かわいい子ちゃん。]と言われれば、[っ…
お前にめちゃくちゃにしてほしい…。]と赤面と涙目でぐちゃぐちゃになった、顔でアイツを見つめれば[いいぜ?Darling。]そしてアイツと甘い時間を過ごす羽目になった。