テラーノベル
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「咲蓏さーん!」
と、私は咲蓏さんを呼ぶ。すぐ咲蓏さんは振り返り、聞く。
「あら、雪明様じゃない。どうしましたの?」
「えーっと、何か…天井に…」
「天井?」
何故かさっきから天井にカメラが見える。あれは監視カメラだろう。あーいうのはスーパーとかでよく見る。
「…何かあるわね。まぁ気にしなくても大丈夫ですよ。危害を加える様には見えませんし、ただの物です。」
…それで大丈夫なの?思いっきし監視されてるじゃん。
大丈夫であることを願うしかないけど。
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『…じゃあ気にしません。対応してくれてありがとうございます。』
という映像が流れる。
アニメとかかと思っていた”貴方”は意味が分からず首を傾げる。
知らない女の子と男の子…?が何か喋っているという映像。
流れ終わると、黒い単色の画面になり白い字幕で何か書かれている。
『貴方は選ばれました。』
…はい?
こんな変哲も無い人に選ばれたとか。それより選ばれたとは何だ。何もしていないのに。
画面の字幕が切り替わり、新しく字幕が表示される。
『貴方は今日からこの少女達が出る映像を見なければならないのです。それが、救いとなるかもしれないのだから。』
私がこの少女達が出る映像を見ることにより、救いになるかもしれない…
…別にやる事ないし、見ても良いか。救いになるんなら尚更。
それに、この少女達…何処かで見覚えがある。
救いになれたら良いな。そう思い、次の映像への再生ボタンを押した。
るれ
53
#GL
真冬の花火🐢🐢🐢🐢🐢
246
#曲パロ
コメント
1件
読み終わりました。咲蓏さんが「ただの物」で片付けちゃう監視カメラの扱いが、妙にリアルで不気味さが際立ってましたね。日常の隙間に異質な要素が差し込まれる導入の仕方が好みです。それにしても「選ばれた」って何なんだろう…映像を“見る”ことが救いになるという構造も気になります。この先で監視カメラと映像の意味がどう繋がるのか、続きが楽しみです。