「 っ……… 」
あの人、
あの人みたいに、
僕はなりたかった。
大 「 っはぁ…はぁッ……はぁッ……… 」
苦しい
頭が痛い。
吐息を漏らしながら
顔を上げた、
もう、あの人は居ないのに
…
大 「 ………ん 」( ガチャ
髙 「 おはよ、元貴〜 」( ふは
綾 「 お!おはよぉ、元貴! 」( にこっ
若 「 ぉ、おはよ、元貴 」( ひら
藤 「 おはよ、元貴、 」( ふふ
大 「 うん、おはよ、皆 」
若 「 今日も曲作り? 」
大 「 うん、そう。 」
藤 「 体調、気をつけてね、? 」
若 ・ 髙 「 うんうん 」( 頷
綾 「 そーだよ、元貴。元貴倒れちゃったら、ひとたまりもないからね 」
大 「 ぅん…分かった、 」( こく
…
ギターとキーボード中心にするか、
大 「 …•*¨*•.¸¸♬︎ 」
ここを上げて……、
大 「 …•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪ 」
……
まただ、
また、あの人と
同じコードだ……、
使いたく、ないのに……
…
出来た…、
あの人と同じじゃダメだ……、
夏の……曲、
歌詞、……歌詞は……、
「 海へ連れてって 」
「 花火へ連れてって 」
ッ……
あの人に……
大 「 逢いたいよ…… 」
あの人といると、
大好きなものがどんどん増えてく……
海へ、
花火へって
駄々こねてた自分を
甘やかしてくれて、
優しくしてくれて……
まるで
夏みたいで、
あの人しか、
僕には目指す道がない
あの人みたいに……なりたかったのに、
灼熱とした夏を
煌々と照らしていた貴方が
僕の憧れだったのに。
嫌いだ……大嫌いだ、
貴方が、大嫌いだ。
…
次第に、雨が降ってきた。
僕は壁にもたれるように座っている。
苦しいけど
歌を唱う
けれど……
唄えど、胸の穴が……
埋まらなくて、
貴方のせいなのか
雨のせいなのか
不安だったんだ……、
いつか壊れるのは
なんとなくだけれど、分かってるんだ、
貴方が僕から離れて
崩れていくことも分かってたんだ、
全て。
イカレタものばっかで呆れるんだ。
この世界の仕組みも
貴方も
やり場のないこの空気を
この孤独を
空に向けて放つしかない、
雨に傘。
なんて人は言うけれど、
もう、傘はいいよ
人を隠そうとしないでよ
守ろうとしないでよ
僕はただ、
貴方に会いに行くからさ、
…
また少しずつ、
自分を休めるための言葉をかける。
今日も僕は一生懸命頑張った
ってね、
灰色にくすんだ空を見る。
嫌なものなんてさ、
嫌いな人なんてさ
貴方にそう僕は言う。
嫌いになった人は
そうなってしまったものは
少しの仕草でもダメになっちゃう。
貴方は驚きながらも
僕の話を無視する、
今日も君は精一杯に頑張ったって
僕はそんな貴方を
嘘つきだと思った、
半分信じてたけど。
いつか消えゆく思い出の中、
野に咲く花のように頑張ってるんだ、
風も同じように
鳥が笑うように
” 君の世界が楽しければいい ”
そんな爽やかそうに笑わないでよ
貴方のせいで
こんな惨めになってるのに。
「 壁にゆく道を塞がれる時は
それこそニコニコ気にしなければいい 」
気付けば
大 「 バカらし…、笑 」
新しい芽を開くから
大 「 皆〜、出来たよ〜。 」
ラララ…
大 「 楽しい世の中さ 」
𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮
歌詞 / サママ・フェスティバル、
umbrella
ノニサクウタ
我逢人 ( 1部 )
/ ほんっとにお久!みんな!!!!
めっちゃ開いてたのはごめん!!!
バレンタインデー近いですなぁ……
お話書きますよ、そりゃもちろん!
では!次の投稿まで!
ばいちゃ!!!!!
コメント
5件
umbrella最近ハマってて、入ってるのめっちゃ嬉しかったです …これからも応援してます !!
うわん 、 今回も大好きです最高です!!!!
TikTokから来ました!! どの作品も素敵でした…😭 これからもじゃんじゃん応援します!!💪🏻🔥