「 気持ち 」
※ 6兄弟 、 桃さん不登校、 赤さん 人によってはクズ
毎週月曜日更新
桃side
俺は学校に行けていない。
というか、来るなって言われてる。
それなら来なくていいだろ?
来るなって言われてるんだから、
暴力も、性的なことも、全部俺耐えてきたから。
もう限界。
全部全部、耐えてきたよ。
黄が身体が弱いから、
どれだけ熱があって、痛くて、苦しくても、
頑張って学校に行って、いじめられても耐えてきた。
なのに?なんで?
俺に学校に行けなんて言うの?
コンコンッ …
「 桃、 今日こそは学校行こう? 」
聞き慣れたうざったい声。
昔は大好きだった赤にぃの声。
「 にぃちゃんッ !! もう桃にぃ限界なんだって、ッ “!! やめようやッ … !! 」
いつも赤にぃがこういうことを言うと、もうみんな慣れっこで気にも止めなかった。
だけど橙だけは毎回赤にぃを止めてくれて、俺の気持ちを尊重してくれた。
あーあ、弟より情けないな、俺。
「 うるさい。 橙が桃の気持ちわかるの? 」
「 わかんなくても想像が大事なんやってッ !!
絶対桃にぃは こんなこと望んでないって わかるやんッ ” !! 」
「 だからッ”!!! わかってないッ”!!! 」
「 わかってると思うからこうやって止めてるんやんッ”!!!
赤にぃこそなんも桃にぃの事わかってないでッ”!!??
今出てこない事でもうわかるやんッ”!!! 」
「 うるせぇッ”!!! 」
ドンッ、ゴンッ!!!
え?
何したの、今赤にぃ。
何したの、今。
「 橙 … ? 」
久しぶりにリビング見た、なんて。
床の方を見ると橙が倒れて居て、俺のせいだ。と自己嫌悪感が湧き上がって気持ち悪い。
「 ほら、桃。 お前のせいだよ。 」
ああ、そっか、俺のせいか。
「 … ッ “ 、さとに、ぃ”の、せいやない ッ” … !」
気づけばカッターを持って手首を傷付けていた。
情けなくて、悔しくて、気持ち悪くて、吐きそうで。
そんな俺を止めてくれるお薬なんてないし、人間なんていない。
俺の気持ちを理解は誰もしてくれない。
「 それなら、もうしんでよくね…ッ 、? 」
青side
僕の1個上の桃にぃは学校に行けていない。
どうやらいじめが原因で、紫にぃが止めに行ったらしい。
で、今は紫にぃは仕事で居ない。
その時毎回赤にぃと桃にぃが喧嘩して、橙くんが何度も何度も止めに入って赤にぃに殴られたり、押し倒されて蹴飛ばされたり。
僕と黄くんは怖くて、怖くて。
でも僕より年下の橙くんが毎回止めに入って
情けなくて、桃にぃを救えないことが悔しくて、でも怖くて。
黄くんと僕は耳を塞いで桃にぃの部屋から1番遠い黄くんの部屋の隅にいることしか出来なかった。
でも今日の喧嘩はすごく長くて、
声も沢山聞こえて。
流石に僕達も行ってみよう、という事で桃にぃ達がいるリビングに行ってみた。
すると、頭を打ったのか頭に少し血がついている橙くんと、
リストカットをする桃にぃに、攻め立てる赤にぃ。
すると聞こえてきた、か細くて、1番信用していたお兄ちゃんから聞きたくない言葉が聞こえてきた。
「 それなら、もうしんでよくね…ッ 、? 」
あ、どうしよ、どうしようどうしようどうしよう。
やめて、しなないで、いなくならないで。
僕の傍から居なくならないで。
#1. 「 それなら 」
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