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失明と魔女

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失明と魔女

2 - 最終話 . 新たな光

♥

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2025年07月27日

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失明と魔女  .  後編






























ー注意ーー


前編参照の為割愛させていただきます。

苦手な方は予めご了承ください。
























pnの言葉と共に放たれた強烈な光が収まった時、戦場の風景は一変していた。





敵軍は影も形もなく消え去り、荒れ果てた大地には、まるで何もなかったかのように静寂が訪れていた。




我国は、戸惑いながらも無事だった仲間たちと顔を見合わせた。





自分たちの身に何が起こったのか、理解できないまま、彼らは安堵の息を漏らす。







しかし、その場にいるはずのrbrの姿が、どこにも見当たらないことに気づいた時、彼らの間に動揺が走った。






「rbrは!?どこやrbr!」





knが叫び、あたりを見回す。








「まさか、あの光に巻き込まれたのか…!?」






utが青ざめた顔で呟く。







だが、どれだけ探しても、rbrは見つからなかった。




まるで最初から存在しなかったかのように、彼の痕跡は消え失せていた。





そして、何よりも不可解なのは、彼らの記憶の中に、rbrが「目が見えない」という事実がすっぽりと抜け落ちていたことだった。






彼らは、rbrが元気に情報伝達をしていた、いつも通りの日常がそこにあると、何の疑いもなく信じ込んでいた。










混乱と疑問が渦巻く中、grが静かに指示を出した。





「皆、落ち着け。何かあったのかもしれない。だが、今は目の前の現実を受け入れ、国の再建に尽力する時だ。」









彼の言葉に従い、我国は、まるで何事もなかったかのように普段の生活に戻っていった。
























戦場での記憶は曖昧になり、rbrに関する疑問も、日々の忙しさの中で薄れていく。






彼らは、以前と変わらない賑やかな日々を過ごしていた。
















そう、たった一人を除いては。


















あの光の中、rbrはpnの声を聞いていた。








「偉いぞrbr!自分を犠牲にしてまで仲間を助けようとするなんて!」









その言葉に、rbrの心は満たされていた。







仲間たちが助かるなら、それでいい。







失明したこの目も、失うはずだった絆も、もうどうでもよかった。





そして、光が収まった時、彼の視界は確かに取り戻されていた。






だが、彼が見たものは、かつての仲間たちが、彼を認識していないかのような顔で、互いに言葉を交わす姿だった。







「…俺は、ここにいるのに…」










たしかにそこに存在しているはずなのに、誰にも気が付いてもらえない。












寂しさが、胸にじわりと広がった。











pnの言葉が、彼の頭の中をリフレインする。





「お前が一番大切にしているものを、俺に差し出せ」。







それは、メンバーとの絆だった。





彼らはrbrという存在を、完全に記憶から消し去ったかのように振る舞っていた。







これは、契約の代償。







自分の選択が招いた結果だと、rbrは理解していた。






「さあ、rbr。約束通りだ。お前の行き場が無くなったなら、俺と共に来ると言ったな?」









pnの声が、彼の耳に優しく響いた。




メンバーたちが、まるで彼を透明な存在のように通り過ぎていく。





悲しみが胸を締め付けたが、後悔はなかった。




彼らを守れたのなら、それでいい。





「…ああ」





rbrは静かに頷いた。




彼は、メンバーたちに背を向け、pnと共に、新たな道を歩み始めた。





去り際に、一度だけ振り返る。





遠ざかる基地の灯りの中に、楽しそうな仲間たちの声が聞こえた。





その声を聞きながら、rbrは静かに涙を流した。





その涙は、誰にも見られることなく、夜空に吸い込まれていった。






















それから数年後。
















我国では、奇妙な噂が囁かれ始めていた。








「知ってるか?この国のどこかに、いるらしいぜ」









「え?なにが?」











「なにが?って決まってんだろ?」



















魔法使いだよ  .




「失明と魔女」

end . 🪄ꕀ

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