この物語は、BLが含まれております。
苦手、もしくは地雷の方はGO back←
お願いします🙏
それでは、どうぞ。
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〜〜〜♪〜〜
音楽室を通った瞬間、
自然と俺の足が音楽室の前で止まった。
音楽に全然興味を持つはずのない俺は、
なぜか、その音色に聞き入ってしまった。
音楽室のドアをそっ、と開けて
音を立てないように中に入ると
音色が止まってしまった。
???「誰、ですか、?」
どうやら耳がいいようだ。
???「ぁっ、すみません、。」
???「んーん、大丈夫です。」
???「ちょっとこっち来てくれませんか、?」
???「わかりました、。」
俺は、ピアノの椅子に座っている
彼のもとへ歩いた。
その時に見た彼の姿は、
肌は白く、髪はさらさらで、
顔は、美しく、可愛らしく、かっこいい…。
儚かった。
???「えっと、、」
彼は、俺を探すように、
手を伸ばして動かしている。
???「えっと、あの、僕、貴方の前にいます、。」
???「ぁぇっ、すみません、!」
???「大丈夫です、笑」
???「僕、生まれつき、目が見えない障害を持っているんです。」
???「そう、なんですね、。」
彼は、目が見えないようだ。
???「あの、お互い、自己紹介しませんか、?」
松村「じゃあ、僕から、僕の名前は松村北斗です。」
京本「僕の名前は、京本大我です。」
松村「かっこいい名前ですね、笑」
京本「松村さんこそ綺麗な名前ですね、笑」
2人「……」
松村「あの、、敬語とか、さん付けやめませんか、?」
京本「へっ、」
松村「ぁっ、嫌だったら全然、。」
京本「仲良くなりたいので是非、!」
松村「、大我、?」
京本「北斗、」
2人「、んふふっ笑」
彼と仲良くなれた。
それから仲良くしていくうちに、
俺は、大我のことが気になりはじめた。
松村「んね、大我、」
京本「ん〜?」
松村「俺、さ、大我のことが、好き、 」
京本「、っへ、?」
松村「大我は、目が見えない、」
松村「だけど、俺は、目が見える、から」
松村「俺が、大我の目になります、付き合ってください、。」
京本「ま、待って、!こんな俺だよ、?」
京本「俺付き合ったら、迷惑かけちゃうし、」
松村「その迷惑も俺が受け止めて見せるよ。」
京本「ほんとにいいの、?」
松村「いいから言ってるのよ、笑」
京本「じゃぁ、お願いします、//」
松村「んふっ、笑照れてるのかぁいい」
大我と付き合えた。
告白して、振られたらどうしようと、
悩んでいたけど、付き合えた瞬間、
咄嗟に、嬉しさを隠したけど、
本当は、心臓がばっくばくになるほど、
嬉しかった。
それから、いろいろなことをした。
京本「たまには、散歩もいいね笑」
松村「そうねぇ笑」
散歩をしたり、
松村「たいがっ、こっち向いて?」
京本「ん〜?」
ちゅっ、
京本「っへ、?//」
松村「顔赤らめちゃって、、」
京本「北斗が急にするからじゃん、//」
キスをしたり、
ぱんぱんぱんぱんッッ♡
京本「んぁぅッッ♡ほくッッ♡」
松村「んふふ笑かぁいいね♡」
松村「たーいがっ、♡♡」耳元言
京本「ひゃぅっ//!?」
びゅるるるっ
体を重ねたりした。
こんな感じで毎日幸せだった俺に、
一つの不幸が訪れた______
いつものように散歩をしていると、
大我が急に走り出した。
松村「大我ー!危ないよ〜!」
京本「慣れてる道だから大丈夫ー!」
松村「んふふ笑ほんとかわいいんだから笑」
松村(あれ、車が大我の方に、)
松村「ッッ!!大我ッ!危ないッッ!」
京本「っえ、?」
キキーッッ
’’”どんッッッッ””
松村「ッッッ、!!」
大我がひかれた。
急な出来事だった。
松村「っは、!きゅっ、救急車、!」
俺は、すぐに救急車を呼んだ。
救急車が着くまで俺は
その時の状況がよく理解できなかった。
ぴーぽーぴーぽー、
救急車のサイレンが聞こえてくる、
救急隊「乗せますよー!123!中に運んで!」
救急隊「一緒に同席する方は?」
松村「ッ!はいッッ、!」
救急隊「わかりました。お乗りください。」
救急車に乗ったあと、
病院に着くまで俺は
大我の手をずっと握っていた。
病院に着き、
大我は、集中治療室へと、
運ばれていった。
俺は物凄く不安になりながら
大我の無事を祈って待っていた。
数時間後、集中治療室から
1人の医者が出てきて、
俺の前に来て、何も言わずに
静かに首を横に振った。
松村「そう、ですか、。」
松村「わかりました、。」
そう俺は言い、病院を出て家に帰った。
松村「…ぐすっ、、ぐずっ、、」
松村「うわぁぁぁ“ッッ!!泣」
松村「あぁっ、、あぁっ、、泣」
膝から体勢が崩れ落ち、
俺は喉が潰れるくらいに
声を出して泣いた。
信じられない、大我が死んだ、?
俺はそのままその場で泣きつかれ寝てしまった。
起きたら朝になっていた。
俺は憂鬱になりながらも朝の支度をし、
学校へ行った。
数日後大我の葬式があり、
俺は、苦しく泣きそうになりながらも
葬式の場所へ向かった。
手を合わせている最中に
俺は自然と目に涙が溢れていた。
大我の葬式が終わったあと、
俺は鬱になってしまい、学校に中々行けなくなっていた。
ある日、大我がいない日々が耐えられなくなって、
俺はいっそのことなら、
大我と初めて出会った音楽室で
大我と同じところへ行くことにした。
久しぶりに学校へ行き、
休み時間は音楽室に誰もいないから
休み時間に行くことにした。
休み時間になり、俺はバレないように
縄を持ち、音楽室へと向かった。
音楽室の中入り椅子に乗り縄を準備した後
縄に首を通そうとした瞬間、
ピアノがの音色が急になりはじめた。
その音色は俺が初めて大我と出会った時に
大我が奏でていた音色だった。
まるで、大我がまだこっちに来ないでと
言っているようだった。
そのとき、俺の目から自然と涙が流れた。
松村「ぐずっ、ぐすっ、」
松村「でもおれっ、大我のいない人生なんて考えらんないっ、、ぐずっ」
そう俺が言った瞬間、
目の前に光を感じた。
そこには大我がいた。
松村「たぃがっ、?ぐずっ、」
彼の名前を呼ぶと
俺の頬にそっと手を添え、
京本「北斗、まだここには来ないで、?」
松村「でもぉっ、、たぃがいないなんてっ、」
京本「北斗には俺が生きれなかった分の人生を」
京本「生きてほしい。」
松村「ぐすっ、、ぐずっ、」
京本「俺からの最後のお願い。」
松村「わかった、ぐすっ、」
松村「大我の生きれなかった分まで、生きる、!」
京本「うん!約束!」
そう彼が言うと俺に抱きついてきた。
俺は、触れれるはずのない彼を抱きしめた。
でも何故かそのときは、
大我をちゃんと、抱きしめれた感覚がした。
大我は桜が舞うように
消えてしまった。
最後の大我の願い、ちゃんと叶えてみせる。
俺はそう誓い、大我の生きれなかった分の人生を
生きることにした。
.〜〜fin〜〜.
はい❗️どうでしたでしょうか⁉️
頭を悩ませて書いた傑作です❗️✨
やっぱきょもほくってこういうの
合うんですよねぇ…
でも今回はほくきょもにさせていただきました❗️
良かったらコメントに感想を書いてほしいです❗️
では❗️長文お疲れ様でした❗️👋
コメント
2件
え、めっちゃ感動したよ…😭 表現とかすごい好き… きょもほくは切ないのが合うよね、