※kgymからのymkg※ 少々nmmn※それでもいいって方だけ次へ※初心者、下手
ヴー!ヴー!
_______1日の始まりを告げるアラームに起こされ、重い瞼を開ける。するとカーテンから朝日の強い光が目を刺す。
「ぅん…いまなんじだぁ…?」
まだ動きたくないと言っている体を無視して配信机に置いてあるスマホに手を伸ばす。時刻を確認すると8時50分。気怠げに体を起こしながら顔を洗ったり、朝ごはんを食べたりする。何故こんなにテキパキ動いているかと言うと、そう、今日はあたしの同僚兼”恋人”のハヤトとデートだからである。確か、10時にハヤトに迎えに来てもらう予定だからこの調子でいればハヤトを待たせることは無いな、などと頭の中で時間計算をしながら身支度を整える。
ピコンッ
「夢追さん、今家を出ました!」
いや早くね?ま、まぁいいか、それだけ愛されてるっていう証拠だ…「おけ!待ってる!!」とだけ返信し、それから皆に今日は配信がないというお知らせとエゴサをしていたらあっという間に9時50分。なんだかんだ言ってハヤトはかなり顔が良い方なので隣に居ても違和感がないように最後の身支度チェックをする。
うん。大丈夫、これなら隣にいても大丈夫かな、
ピンポーン
恋人の訪れを告げるチャイムが鳴り、嬉しくって駆け足で玄関に向かう。
「夢追さん、すいません、楽しみで早く着いちゃいました!」
そんなことを恥じらいもなく無邪気な笑顔で言えるあたしの恋人にびっくりする。でも、あたしもハヤトに早く会えて心から嬉しいから笑顔で返答してしまう。
「ふふwいいよいいよ!あたしもめちゃめちゃ楽しみだったからハヤトと居れる時間が増えて嬉しい…!」
「そう言って貰えて私も嬉しいです!」
と、簡単に言ってしまう彼は一体どれだけの女の子を堕としてきたのだろうか、はたしてハヤトの相手はあたしで釣り合って居るのだろうか、何て考えているとハヤトが急に顔をずいっと近づけて来て、
「夢追さん、大丈夫ですか?」
何て耳元で言ってくるから、そんなネガティブな思考はどこかに飛んでしまう。「考え事ですか?もう、ダメですよ?ほら、行きましょう!!」あぁ、私、幸せ者だな。と、改めて実感する。
車を走らすこと20分。
その間は、自身の配信での事情、悩みであったりを話した。普段は愚痴や弱音は絶対に吐かないのでなんだかスッキリした。そんなことを話していると、すぐに目的地に着いた。それからは普段なら絶対に行けないお洒落な喫茶店で少し早めの昼ごはんを食べたりしたり、繁華街をぶらぶらしてみたりととても楽しい時を過ごした。そんなこんなで夜も深い黒に染まってきた。「はぁー…今日は疲れましたね。夢追さん。」
「そう、だね、」
「?どうしたんですか、夢追さん?」
ハヤトとお別れするのが嫌だ、なんて、本人の目の前で言えたらどんなに幸せだっただろう。でも、あたしにはそんな甘い台詞を好きな人の目の前で言える程の勇気はどこにも無かった。もし仮に「まだ一緒に居たい!」何て言えても、断られる未来しか見えてなかった。だからあたしはそんな本心を隠すように
「いやっ?なんでもないよ!」
何て装ってしまう。そうだ、これで良かったんだ。仮にも彼は大きな会社の社長だ。仕事と恋人。どっちを取るかと言われたら絶対に会社を選ぶ。臆病者のあたしはそんな現実を恐れて本心を話せない。もう、帰ろう。
「いやいや、なんでもない人の言い方じゃないんですよwほら、全然私の事騙せてませんからね。全部話してみて下さい。」
しまった。そうだった。ハヤトは人の感情の変化にとても鋭いんだった。でも、そんな事を言ってハヤトにいや明日は忙しいんで、とか言われて断られたらどうしよう…と、頭の中がどんどんネガティブな思考で埋め尽くされていく。
「い、いや?ほんとになんでもないから、ほ、ほら、もうあたしの家(ライブハウス)そこだから」
「んも〜。何言っても私は夢追さんの言うこと断ったり、怒ったりしませんよ?だから、ほら、何か言いたいことがあるならはっきり言って下さい!」
と、ハヤトの整った顔立ちの頬がぷくっと膨らむ。そんな顔で言われたら思っていなくても勝手に口が動いて、絶対に言えなかったあの台詞も言ってしまう。
「え、っと、その…は、ハヤトとお別れしたくないな、ぁ…って…だめ、かな?」
と、勇気を振り絞って言うとハヤトの顔がどんどん笑顔になっていく。「なーんだ!そんなことか!も〜、そんなことなら早く言ってくださいよ〜!」
「あ、え?まだ、一緒に居ていいの?」
「もちろんですよ!私夢追さんの為ならいくらでも予定開けますよ?」
なんだこいつは。流石に優し過ぎないか?こんな欲望も快くOKしてくれるなんて、
そんなことを考えていると急に顔をハヤトの方に向けられて______
「ほら、こっち向いてください。」 グイッ
「え___________」
ちゅっ…
「////////はぁっ!?」
その途端あたしの頭の中が真っ白になった。そして、同時に自分の中の抑えていたものがぷちっと切れる音がした。
「ふふっ… 照れてる夢追さんも可愛いですよ。」
「いやいや!!急にそう言うことされるとあたしも感情が抑えられなくなるというか!」
「?抑えられなくなる?」
そうだよ、ハヤト、あんまり調子に乗ってと、
「もっとこれ以上の気持ちいいことしたくなるからさ、」
「え、ま、ゆめおいさ、」
________舐めてもらっちゃ困るよ。
コメント
7件
現実世界で暴れてます(あばれんな)
夢追をなめてた私がばかだったッ、、!(?)
(゚∀゚)・∵.ガハッ!!………いやぁ立場が…いい………ュめオ攻めもスキィ……でも受けもスキィ☆()