テラーノベル
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英検の勉強しなきゃなのになんもやってない。終わった。
おんりーから話を聞いた。最初は嘘だと思った。けど、本当だった。
「ねぇmenッ…ドズさんから何か聞いてないっ?…今、病院にいるんだけどッ…そのッ…面会ができないって言われてっ…」
「はっ…?」
第一声はそれだった。驚きすぎて、突発すぎて。
電話がかかってくる前、一人部屋の中で、配信もせず、動画も撮ることなく、何をするわけでもなくただ漫然としていた。
どうやら交通事故は宝くじに当たる確率よりも高いらしい。
怖い世の中だと思った。そこら中で車両は走る。車は便利だ。移動するのにも、何にも。
向こうにいるおんりーも同じように焦っていて。余計にどうしたらいいのかわからなかった。
「お、落ち着けよッ…おんりー。…な?詳しく説明しろって。」
今思えば、相当声が震えていたと思う。落ち着け、なんて言ってるけど、そんな俺が1番落ち着いていなかった。
あの後、一部始終を聞いた。
今日面会へ行った事、そしたら面会不可と言われたこと。 ドズさんにも電話したが繋がらない。 ぼんさんに電話しても、俺と同じく、何も聞いてないらしい。 あと、どうやらおらふくんも隣にいるらしい。 話が急すぎてほぼ頭に入ってこなかった。
心臓はバクバク、このまま飛び出すんじゃないか。は?は?と疑問を口にする。
もしかして容態が悪化した?だったら尚更会わなきゃいけない。なぁドズさん、どうしちまったんだよ…!!一体、一体何が…。
何か、何か方法はねぇのかよ…!考えろ、考えるんだ…!!
…もしかして。いや、ドズさんが無理なら、あの人も無理か…?いや、ここで悩んでたってしょうがねぇよな。別に減るもんじゃねぇし。
「…なぁぼんさん。」
「…どしたの、men…」
俺はおんりーの電話を一回切った後、ぼんさんに電話をかけた。
運良く2コールで出てくれた。
ドズさんと長いこといるぼんさんなら、多分あの人の連絡先も持ってるはず…。
「もしかしたらなんっすけど……」
おんりーから色々聞いた。
ドズさんと連絡がつかないらしい。メッセージは送れるものの、反応がないみたい。
「…あの人が、なぁ…」
椅子へと深くもたれると、軋む音がした。
あの人は既読をすぐつける方だ。そしてすぐに返信が来る。何があったんだか。事故の影響が大きいとはいえ、最近は良くなってきた方だと思ってったんだけど。勘違いだったのかな。
…なぁ、どうすればいい?俺は何をすべきなの?撮影なんかできないし、配信だってやる気が出ない。正直言って、もうこれ以上活動する見立てがあまりない。相方が辞めたんだよ?ずーっと一緒に活動してきた相方が、さ。そんな状況の中、のこのこと活動できるかよ…笑。
どうして急に俺らを拒否ったのかはわからない。でもきっと、このまま諦めるのは良くない。かと言って、何か方法があるわけじゃ……
をると
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雪野 雪乃花 @低浮/ペアネ
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プルルルルッ…プルルルルッ…
…menから?きっと、menの方にも連絡が入ったんだろうな。
「…もしもし」
「あ、ぼんさん。…ドズさんのこと聞きました?」
「あぁ…聞いたけど。急にだもんな。men、何か聞いてないのか?昨日行ったんだろう?」
どうやらmenは昨日見舞いへと行ったらしい。昨日行ったのは確かmenぐらいだから、何か情報とか手掛かりを持ってるのはmenしかいない。あぁ、こんなことになるならもっと行けばよかったと、後悔ばかりが浮上してくる。
「いや…昨日は特になかったです。…それより、」
「…もしもし。」
俺はmenの案を聞いて、とある人に連絡をした。
「……もしもし。」
よかった。出てくれた。ドズさんがダメなら、もしかするとこの人も無理かと思ったが。
「その…あの…」
どこか気まずくて、俺は言葉を濁すばかり。別に後ろめたいこともないのに…。ドズさんが俺らを拒否った理由は、きっと俺らにあるから。だから、もう連絡を取ろうとしないのが良いように見える。そんな思いが心の隅からのぞいていて、上手く言葉を繋げなかった。
終わり方変ですけどね。でもここで切るしかないんですよ。長くなっちゃうのでね。
コメント
3件
あの人…多分あの人だな… どうなる…また会えるようになるのか
第11話、読み終えました…!おんりーからの電話の衝撃、そして「落ち着けよ」と言いながら自分が一番震えてたっていうmenくんの心情、すごくリアルに伝わってきて胸が苦しくなりました。あと、ぼんさんが誰かに電話するシーンのあの気まずさと言葉を濁す感じ、すごく人間味があって好きです。ドズさんとの関係性がじんわり滲んでて、続きが気になって仕方ないです…! をるとさん、このお話の空気感、本当に丁寧に紡いでますね🤍