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MGA短編集

第9話 - 第9話　🎂

2025年09月14日

#藤澤涼架#大森元貴#若井滉斗

#りょつぱ

#ふまもと

#もとぱ

#もりょき

#真相

Hana🌥️🫧

mtk side

今日は僕の誕生日！お家帰ったらみんなが居て、パーティーだ！

今まではメンバーとだけだったけど今年からは風磨くんも一緒なんだー

どんなケーキかな？

皆、どうやってサプライズしてくれるかな？

毎年のことだから、もう驚かないからね！

そんなことを考えながら、歩いてお家に帰ろうとする

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

そんな時、一本の電話が入った

若井からだった

m「ん！もしもし！今から家帰るねー！楽しみっ」

h「あ、元貴、ごめんなんだけど急に俺と涼架仕事入っちゃって…。行けなそう」

m「へっ、あは、いいよっ別に、気にしないでっ」

h「本当ごめんっ！プレゼントは今度渡すねっ」

h「それじゃっ」

ﾌﾟﾂｯ

若井と涼ちゃん来れないの？

4人で集まるの楽しみだったのに…。

でも別にいいし、

風磨くんと2人で楽しんでやるし。

ﾋﾟｺﾝ

風磨くんからだ

もう着くかな？

f「ごめん、体調悪くなった」

えっ、嘘

f「今までと変わらず3人で楽しんで！」

4人がいいし、2人は仕事になったーっつーの

もういい、みんな知らない

m「ｸﾞｽﾞｯ」

楽しみにしてたのに…。

酷いよ

独りぼっちやだよ、

涙で道がぼやけながらも家に帰った

ｶﾞﾁｬﾝ

m「ただいま」

やっぱり暗い

ちょっと期待してみたけど家の明かりは暗かった

m「はぁ」

ソファに座ろうと、リビングの扉を開けた

ｶﾞﾁｬ

ﾊﾟｰﾝ

全「元貴！お誕生日おめでとう！」

h「おめ！」

f「おめでとうっ」

r「おめでとー！」

えっ？

居ないはずの3人がいる

どう言うこと？

m「なんで？仕事じゃなかったの？」

r「嘘だよ、そんなことするわけないじゃん！サプラーイズ！」

h「風磨くんもグルですっ」

f「ドッキリ大成功！」

m「もうっ！悲しかったんだからｽﾞﾋﾞｯ」

h「えっ泣いてるの？」

m「泣いてねぇし、」

f「ごめんね」

ｷﾞｭｳｯ

m「///んやっ」

h「いちゃいちゃすんなぁ！」

r「まあまあ！じゃあ食べよっか」

f「お腹空いたー！」

よかった、とホッとする

だとしても、このドッキリマスターめ、覚えてろよ

まあでも、今は楽しみますか。

全「いただきまーす！」

r「ねぇねぇ、これ僕が作ったの！」

m「まじ！やっぱキノコ入ってるw」

h「本当だw、涼架キノコ好きすぎw」

f「そんな好きなの？」

r「うん！キノコ最高！」

h「きのこ界隈すぎるw」

h「元貴！俺のグラタンも食べて！」

m「うまそっ！！」

f「じゃーん！トマトソースパスタですっ！」

m「ん！うまそぉ〜」

f「誕生日だから好きなの沢山食べてねー」

ーーー

m「お腹いっぱいー」

r「おっ！そしたらプレゼントタイムにしますか」

h「うっしゃ！」

f「誰からいく？」

r「んじゃ、僕からで！」

りょうちゃんからか、変なものじゃないといいんだけどね

r「はい！どうぞ」

渡されたのはダボっとしたクマのぬいぐるみの柄のトレーナー

m「んあ！可愛い！」

r「本当！よかったぁ」

h「涼架センスいいじゃん」

f「ね！」

r「えへへー、元貴に似合いそうだなって」

m「ありがとー！」

h「次俺！」

h「はい！どうぞ」

m「ありがとー」

若井から貰ったのは、シルバーのブレスレット細かく模様が入っていておしゃれだ

m「えっすご！かっこいい」

h「これいいよね、みた時元貴にあげたい！ってなった」

f「え、なんか2人ともセンス良すぎて自分が心配になってくる」

m「！でも、風磨くんめちゃくちゃセンスいいじゃん、それに風磨くんからもらえたらなんでも嬉しいから」

f「///照れる…。」

f「ん」

照れながらも渡してくれたのは小さい小箱２つと高級そうな紙袋

m「こんないっぱい良いの？」

f「大好きな人のためなら、いいの」

m「///」

小箱のリボンを解き、蓋を開けると真ん中に小さいダイヤのついた綺麗な指輪があった

m「綺麗…。」

f「それ、お揃い」

そういって手を差し出してきた

f「貸してみ」

そう言われ、箱を差し出した

ｽｯ

僕の左手の薬指にダイヤが光っていた。

f「おっけー」

r「薬指…。」

h「わぁぉ///」

m「///ありがと…。」

照れ隠しのようになりながらも2つ目の小箱を開けた

中には赤色の入った細かなネックレス、

f「それ、元貴のメンカラ」

m「ほんとだ…。」

f「ネックレスの意味は調べないでね？」

m「え？」

つい意地悪したくなり、スマホで「ネックレスプレゼント意味」と検索した

出てきたのは「ずっと一緒に居たい」「独占」

驚きのような、でもちょっぴり嬉しいようなそんな感覚だった

m「風磨くん、独占してもいいよ？」

f「調べないでってば///」

f「まあ、じゃあお家帰ったらそうするね♡」

m「///ぬぅ」

f「ほら、最後の一個開けないの？」

m「開ける…。」

最後の紙袋を開けると黒のロングコートが入っていた

流石のセンスすぎて、びっくりしてしまった

f「これから寒くなるでしょ、だからどうかなって思って」

f「クリスマスも一緒にいたいし、」

m「んなぁぁ///」

m「いいよ///一緒に過ごそうね…？」

f「もちろん///」

m「改めて、素敵なプレゼントありがとね？」

f「いえいえ、」

r「あのー、ほんっとに申し訳ないんですけど僕ら空気ですか？」

h「仲がいいのはよろしいんだけどさ」

m「ごめんごめんっ」

r「まあでも、元貴が楽しそうでよかった」

f「じゃあ、最後に一言ずつ言うか、若井！」

h「ほい！」

h「改めてお誕生日おめでとう、元貴の誕生日を沢山一緒に祝えて嬉しいです。」

h「ミセスは忙しいし、たいへんなことも増えると思うけどこれからもみんなで頑張ろうね」

h「ありがとう、これからもずーっと友達です」

h「涼架！」

r「はい！」

r「お誕生日おめでとう、いつも僕らの見えないところで沢山支えてくれてありがとう。」

r「僕らはその支えでミセスとしていられます！僕らも元貴の支えで居たいから無理せず、いつでも頼ってね」

r「そしてありがとう、よろしくね」

r「風磨！」

f「うい」

f「元貴お誕生日おめでとう」

f「2人に比べたら近くにいる時間は短いけど、元貴にとって俺が頼れる存在になりたいな」

f「今年も充実した一年になりますようにっ」

f「大好きだよ」

m「ありがとっ！」

m「みんな大好き！」

ｷﾞｭｳｯ

fin…。

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