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天使と少年


※この作品は第二話です


✴︎天使(ハヤト) 何百年も生きており、もう自分が何歳なのかも忘れてしまった

倒れていた人間(刀也)に触れてしまったため、“天使”では無くなった『』


✴︎少年(刀也)   山奥に一人で暮らしている。16才

天使にハヤトという名前を付けた「」







「ねぇ、背中のソレ何?骨…?黒い…」

私はトウヤが指を刺すまで忘れていた。


『ああ…羽が燃えてしまっただけなのか…へぇ…これは凄い。』

私がゴツゴツとした羽だけが無くなったモノを摩っている間、トウヤは首を傾げて考える素振りをしていたが、とうとう私が答えるまで待つことにしたようだったが私は

『随分立派な骨のようで…』(主は考えた。羽って骨あるよなぁ…???まぁいっか★というノリです)

などと呟きながら少し意地悪でトウヤから訊ねなければ答えないようにした。


しばらくしてトウヤは

「ハヤトは悪魔?でも羽が無くて骨のような物だけがある…?」


『へぇ…トウヤには私が悪魔に見えるんですねぇ…私、“元”神の使いですけど』

私はすこぉし皮肉った声で呟き、トウヤを見下ろした。

「元は天使…天使の羽、見てみたかったな。」


トウヤは私を見上げながらにっこりと笑って言った。流石にこの顔をされてトウヤに触れたから羽が全焼したとは言えず、羽が無い理由は言わなかった。



しばらくトウヤと話した。トウヤは随分私のことを気に入ったらしく、「ハヤトが良ければ一緒に住まないか」と誘われ、行く宛などない私は了承した。



トウヤが倒れていた場所から少し歩いたところにキノコが沢山あった。

トウヤが色々なキノコを採っていたが、本人によるとこのキノコに毒があるか無いかは分からないが、今までどんなキノコを食べても体に異常は無かったなどと話していた。 私はこのキノコに毒があることは一目で分かった。なぜなら、見るからに赤に白の斑点があるのだから… 私は天使では無くなったことで、毒は普通に効くかもしれない…なんなんだこの少年は



家までの道は長かった。トウヤはキノコ狩りが楽しかったようで、ウキウキしていた。私はそのキノコをどうすれば良いのか考えていた。今の私は天使では無いはずで、魔力があるわけでもなんでも無いヒトと同類である。このキノコが毒ならばすぐに死んでしまいそうだ。ヒトって弱いな…




「完成です!」

トウヤがテーブルの代わりにしている大きな丸太の断面の上に完成した料理達を並べていく。さっきの毒キノコはシチューとグラタンに入っているようだった。しかし私は先ほどの毒キノコはあまり食欲が湧かない形をしていたのに、トウヤが調理したソレは食べられそうに見えてきた。どうかしてしまったかもしれない…

私はトウヤがキノコを口にするまでずっと料理に手を付けなかった。トウヤはとても不思議そうな顔をしていたが、とてもお腹が空いていたらしく、何も言わずに食べていた。


「ねぇハヤト。なんでこんな森に居たの?」

『水浴びをしようと森を飛んでたんですよ。』

「…それで僕を見つけたってこと…」

『そうですね。びっくりしましたよ…ヒトが居るなんて思わなかったですし。』

「さっきまで羽があったんでしょ?何で今はないの?」

『…』 「?」

『言わない方が良さそうです。言う気になったら言いましょうかね』

「ぇぇ…」


トウヤはキノコをすくって口に頬張りながら残念そうにしていた。








第3話作成中…







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