デートするまでの待っている時間,元セフレに声をかけられた。
勿論今は雨栗という大切な存在が居るため,元々いたセフレは全員切った。
だがこいつは俺と目が合うなりパッと笑顔になりこちらへ駆け寄ってきた。
女は,「米君のことが忘れれなくて…」なんてふざけた事を言う,だから俺は,
今は本命が居ること,同性が好きで今は他の女には全く興味がない事,
ここまで話したら帰ってくれる…
そう思ってたのにこの女は,「今更同性なんかじゃ満足しないでしょ?」なんて言いながら頬に軽いキスをし,誘うようにして,俺をホテル街に連れ込もうとしてくる。
昔は魅力的に感じた少しキツめの香水の匂いも,少し露出の多い派手な服装や,キラキラした化粧も今では気持ち悪く感じて
雨栗みたく優しくて温かい心地よい匂いで,化粧も何もしていないのに整っていて,どこか色気を感じるようなそんな顔じゃなくて…
そして連れ込まれそうになった時,これ以上関わるなとしっかり注意して女から離れた。
こんな時の比較対象までもが雨栗になるほど,おれは雨栗に依存してるんだな,なんて考えながらまた雨栗を待とうとしたとき,
目の前にはその綺麗な顔を歪め絶望した表情の雨栗がいた。
見られてたんだ…
俺は必死に弁明した。
俺は雨栗だけが好きで,お前以外と体の関係なんて持ちたくないって,必死に言った,泣きながらお前に抱きつくように,ひたすらに謝罪した。
そばにいて欲しくて,この関係が壊れて欲しくなくて,
そしたら雨栗は優しく,「こめしょーは悪くないよ大丈夫」って言って抱きしめ返してくれた。
あぁ,本当になんて優しいんだろう…
こめしょーが女と居た。
こめしょーは少し困った顔をしていて…
全て計画通りだった。
女にこめしょーを誘って欲しいと言ったのも全部私。
私はそこで演技をする,絶望した表情で今にも泣きそうな所。
それを見るとこめしょーは焦った表情になり,すぐにこっちに駆け寄ってき,必死に弁明する。
私とは違って本気の顔、これが見たかった…♡
私に嫌われたくなくて,私の為に必死になってくれている顔。
改めて私ってこんなにも愛されてるんだって分かって,幸せで仕方なかった。
私はそんな彼を優しく抱き締めて,「大丈夫だよ?」なんて言ってあげるとこめしょーはホッとした顔になって改めて「ごめん…」と呟く。
あぁ、ホント可愛い…♡
女との会話も全部盗聴器で聞いてた。
私の事,最愛の人…なんて言っちゃって、女にも自慢して,好きだって何回も言ってくれて…
凄い嬉しかったな♡
私も愛してる,ずっとこめしょーの事を愛し続けるから。
これからも俺達,ずーっと一緒だよね…??
コメント
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私はrzamが好きだけどkmamもいーね結構好きかも、てか尊すぎて草