レオを叱った。
叩いた。
レオが動かなくなった。
「レオ?」
はぁ、いじけてるんだろう。
本当にウタと比べてダメな奴だ。
男なのに我慢も何もできない。
「おい、反省するまで部屋に入れとけ」
「了解です!お頭!」
そう言って船員がレオを抱いて出ていく。
あぁ、ウタが泣いてしまった、可哀想に。
レオはその日食堂に来ることはなかった。
本当に最低だ。謝りもしないなんて。
〜
次の日になっても、レオは来なかった。
どうせ我慢出来なくなって謝りに来る。
そうたかを括って、放置することにした。
〜
2日目の夜も、レオは来なかった。
仕方なく、レオを呼びに行くことにした。
ガチャドア開ける。
腐臭がする。
レオが寝かせられたベッドの横の床に吐瀉物がある。
「レオ?」
呼び掛けにもレオは応じない。
レオの傍により、体に触れる。
冷たい、それに、体が固まっている。
「ホンゴウ、ホンゴウ!!」
その呼び声で直ぐにホンゴウがやってくる。
そのまわりにはベックやヤソップ、ライム、他の船員達もいる。
「腐臭、」
ホンゴウがぽつりとつぶやく。
「レオが、動かないんだ、体が、冷たくて、固まってて、、」
ホンゴウに今分かることを伝える。
船員達はそれを聞いて顔を真っ青にした。
「お頭、死んでる。」
ホンゴウが告げる。
「腐臭ってことは、死後2日はたってる、」
ベックが言う。
「あぁ、あの時、脳震盪を起こしてたのか、」
ホンゴウが言う。
あの時、と言うのは、2日前の朝のことだろう。
俺が、レオを叩いたとき、
殺した、ころした、おれが、ころした、
レオの顔に触れる。
冷たくて、無機質だ、
瞳が、絶望に染まっている。
俺が、そうさせてしまった。
1人で、誰にも知られず、レオは死んだ。
はい、こんにちは〜
作者の真白です。
レオ君死んじゃった、
あまりにも鬱で、悲しすぎるので、白ひげ海賊団の皆さんに助けて貰います。
愛を与えてifという題名で生存ルートを作ります。
なんか、レオ君、ガチで可哀想。
胸が痛すぎる。
↑書いたのはお前だけどな
というわけでシリーズ、愛を与えて完結です!まぁ、2本しかなかったけどw
次の愛を与えてifも見てくださいね〜
コメント
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可哀想…