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颯「じゃあ、今日からよろしくお願いします。」
風「こちらこそ、よろしくお願いします。」
翔「……さて、挨拶も済んだことだし。来羅お願
い。」
来「はいはい。今日の任務はとある組織の撲滅 」
有「敵の数は?」
来「今回は……ざっと500人くらいかな。」
翔「まあまあか。」
風「これでまあまあなんですか?」
翔「人数的にはな。だが、いつもと違うのは…あ
んたらと同じ、能力者がいるってこと。」
風「!?……みなさん、大丈夫なんですか?」
有「あ?俺らのことなめんじゃねーぞ?」
風「ッ!………すみません。」
優「有利落ち着けwどうどう……」
有「俺は馬じゃない!」
優「うぉっ!?ごめん、ごめんってw」
颯「……で?相手の能力は?」
来「えっと…植物、電気、水、炎の4つかな。」
颯「全員能力を持ってるわけじゃないと…」
来「でも注意してね。」
T「了解。」
蓮「……俺たちはどうすればよろしいですか?」
来「うーん…ひとまず今回は何もしなくていいで
す。でも一応何かあった時のために、通信が
できるようにイヤホンはしといて下さい。 」
蓮「分かりました。」
優「んで〜?誰が運転してくれんの?」
風「……え?」
翔「いや、俺ら一応未成年だから。あんたらのう
ちのどっちかが運転してくれないと。」
有「免許持ってんの?」
蓮「はい。」
優「じゃあお願いね。」
蓮「分かりました。」
______________________
蓮「じゃあ、出発しますよ。」
T「はーい。」
優「そういえば、あんたらのことなんて呼べばい
いの?」
蓮「お好きなようにどうぞ。呼び捨てでも何でも
構いません。」
来「流石に呼び捨ては気が引けるので…名字で呼
びます。」
翔「来羅に同じく。」
優「俺も〜。」
有「………ねぇ、藤波さん。」
蓮「……………どうかしましたか。」
有「昨日のあれ。……どういう意味?」
颯「あぁ、それは俺も気になってた。」
優「あーあれな?『この世に信頼できる人間がい
るとでも思ってるんですか?』…だっけ?」
有「…そう、それ。」
蓮「……別に、意味はありませんよ。」
翔「そんなわけないだろ。……意味も無く出てく
るような言葉じゃない。」
蓮「………では、1つだけ。」
来「……?…………」
蓮「ある人曰く、『困ったときは、誰かを頼りな
さい。その人は必ず、あなたを助けてくれる
から。』……。ほんとに助けてくれると思い
ますか?」
来「それは……」
蓮「私はこれを聞いて笑えてきました。そんなわ
けがないだろう、と。」
翔「………。」
蓮「大抵の人は見て見ぬふりをします。関わると
面倒だから。声をかけてきたとしても、それ
は善意ではなく偽善。……人間はみな、そん
ものです。」
蓮「嘘をつき、騙し合って。取り繕った外面で、
醜い内面を隠している。」
優「あんた……」
風「………蓮。」
蓮「…………少し、話しすぎたようですね。さて、
この話は終わりです。目的地に到着しました
よ。」
有「あ………」
颯「…ありがとうございます。」
蓮「いえ。」
来「じ、じゃあまず1階のやつらから殺してね。
おそらく能力者は2階にいると思うから。そ
っちは全員で。」
T「了解。」
有「あー…やっと動ける。」
優「全員殺しちゃっていいの〜?」
来「組織を潰せればいいから、そこは任せる。」
優「やった、殺そ〜🎵」
翔「やりすぎんなよー。」
颯「じゃ…ショーの始まりだ。」