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【少年、エースの身の上話】
〜ダダンのアジト〜
Side: エース、リナ
エース(幼少期)「リナ、ちょっといいか?」
リナ(幼少期)「うん。」
ある夜の事… 2人が普段寝ている場所でエースはリナを呼び出した。
☆
〜森〜
エース(幼少期)「お前… ゴールド・ロジャーに子供がいたらどうする?」
リナ(幼少期)「ゴールド・ロジャーって海賊王でしょ?」
エース(幼少期)「ああ。……で、どうなんだ?」
リナ(幼少期)「新世界からずっと出てなかったからよくわからないけど… 海賊王ってかっこいいよね!」
エース(幼少期)「どこがだ…!!おれは生まれてくる事さえ望まれていない存在なんだよ!!!」
リナ(幼少期)「え…?」
アジトを出て森を歩くこと少し。川が見える場所まで来て互いに座った途端エースは(なまえ:カタカナ)に静かに問いかける… リナも答えようと口を開き、新世界を出ていなかったためにわからないものの海賊王がかっこいいと純粋な感想を伝えると、エースの顔はどんどん険しくなる。
エース(幼少期)「おれの父親は… ゴールド・ロジャーだ」
リナ(幼少期)「え… エースが??海賊王の?」
エース(幼少期)「…………ああ。引いただろ?おれが海賊王の息子だと知って」
リナ(幼少期)「引かないよ。ロジャーさんはロジャーさん、エースはエースだもん。」
エースは目を伏せながら自分の父親があの海賊王のゴールド・ロジャーだと言いリナも目を丸くして驚くが、彼女の答えは変わらなかった。
☆
エース「お前… おれが必要か?」
リナ(幼少期)「私はずっとエースと仲良くしたい。だからエースが必要」
エース(幼少期)「おれに生きててほしいのか?」
リナ(幼少期)「もちろんだよ。ずっと生きててほしい。私より先に死んだら許さないんだから!」
エース(幼少期)「ふはっ、死なねェよ」
それからもエースの次の問いかけにさえも動じる事なく彼が必要だ、と。ずっと生きていてほしい、と。まっすぐな目で伝える。少し笑い合ったあと、彼女は何かを言おうとさらに口を開く。
リナ(幼少期)「エース。生まれてきてくれてありがとう。これからもよろしくね、ずっと仲良くしよう」
エース(幼少期)「……!!ああ、ずっと仲良くしてやる」
エース・リナ「「フフッ / ……ハハッ」」
最後にリナは生まれてきた事への感謝と、ずっと仲良くしたいという気持ちをエースにぶつける。エースもどこか嬉しそうに応じて、また仲良く笑い合う。
☆
〜ダダンのアジト〜
エース(幼少期)「ありがとな、時間割いてくれて」
リナ(幼少期)「いいよ、気にしないで。」
エース(幼少期)「お前やサボが必要としてくれるのなら、おれも嬉しい」
リナ(幼少期)「そう?よかった。」
エース(幼少期)「ああ… おやすみ」
リナ(幼少期)「うん、おやすみエース」
森を出てアジトに戻ると互いに布団に潜り込み、エースは先ほどのお礼を言う。そして少しの会話を交わし、互いに眠ってしまった。
☆
ダダン「あのエースがリナと馴れ合うとはねえ」
手下達「「お頭…」」
ダダンも子供達をどこか気にかけていたのか、エースが自身より2つ年下の女の子であるリナと仲良くなり始めてきた姿を見て… 少し微笑みながらも遠くから見つめていた。
コメント
1件
お疲れ様、いちご🍓さん!第7話読んだよ〜。 エースが自分の出生の秘密をリナに打ち明けるシーン、すごく重いのにリナが「エースはエースだもん」って真っ直ぐ受け止めてくれるのが本当に良かった…。あの場面で「生まれてきてくれてありがとう」って言えるリナ、強くて優しいね。ダダンが遠くから見守ってるのもグッときたよ。 続きも楽しみにしてる!