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この作品は、一章「本当の幸せは、一瞬で。」
の続編となっております!
ので、読む前にそちらに目を通していただければ幸いです
今回はなか×しゃけメインです!
地雷さんは回れ右!
では、本編どぞ!
Na視点
朝が来て、カーテンを開けると、
今日も、いつもと変わらない景色が目の前に広がる
Na「ふわぁぁあ……(´・ωゞ)」
きんときが死んで3日経った
俺はまだ現実を受け止められていない
Na「おなかすいた……」
暗い気持ちのまま、リビングに向かう
ガチャ
Sha「あ、なかむ。おはようニコ」
Na「ん…おはよ!」
しゃけがいることに気づき、咄嗟に笑顏を造る
Sha「……朝飯できてるから。食おうぜ」
Na「うん!!!」
もう曖昧にしか考えられない。
Sha「…なかむ、」
Na「ん?どうしたの?」
Sha「無理、すんなよ」
ああ、何でお前は俺の心の中がこうも簡単に分かるんだ
Na「無理なんか……してないよ?ニコッ」
Sha「…………そうか」
心配なんて、もうかけたくないから
今日も俺は“自分”を偽る
前に償えなかった分の“罪”を抱いて
いつか一人で死んでやるさ
それまではせめて好きな人のそばにいさせてよ____
あの二人の分の意志も継いでやるから
一度でもいいから俺に晴天を見せてよ____
___________________
Sha視点
今日も朝からなんだか身体が可笑しい。
自分の身体から、ノイズ音が聞こえるんだ。
いつからだろうな、こうなったのは……
なかむに話すと、過度に心配されてしまう
病名はわからないけれど、隠し通してみせるさ。
そんなことを思いながら卵焼きを焼いていると、リビングの扉が開く
ガチャ
Sha「あ、なかむ。おはようニコ」
Na「ん…おはよ!」
所詮これも作り笑顏だ
もうあんなことを繰り返さないために。
苦しむのは、俺だけでいい。