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蓮見蓮花(夢主)過去編です
地雷の方はお逃げください
ある秋の事だった
私は5歳で
おかあさんとおとうさん
たくさん遊んだっけ
楽しかった
でも
おかあさんとおとうさんは出ていった
お仕事だって
「ごめんね」って言って「おばあちゃんが来るから」って
おかあさんは?おとうさんは?
私おばあちゃん嫌いだよ
嫌だ
行かないで
なんで?
なんでほっていくの
酷い
いっぱい泣いた
声がかれるくらい
おばあちゃんが来た 翌日に
私の目は酷いほど腫れていて
そんな私をおばあちゃんは酷い目で見た
嫌いだよ って言われるみたいに
私もだよって言いたかった
言えなかった
言ったらぶたれるし
新幹線に乗った
ひょうご?だっけ
そこからとうきょうまで言った
おかあさんが教えてくれた
また涙が出てきそうになる
とうきょうに着いた
そこには綺麗な緑色があって。
おばあちゃんの家。
たまに来た家。
綺麗な家。
荷物を置いて出ていった
そんな私を見ておばあちゃんは
「勝手に出ていけ」「もう帰ってこなくていい」
だって
公園に行って泣いてた
そしたら誰かが
「大丈夫…?バレー、する、?」
って。
だれ…??と思って見上げた。
そしたらボールを拾いに来た研磨がいて。
そしたらまた誰かが
「研磨〜!!?どうしたんだ〜?!」
って、慌ててきたクロがいて。
「あ、クロ…」
って研磨が言った。
そしたらクロは「君の名前何〜?」
なんて言うんだもん、いきなり
だから私笑っちゃって
「っふ、えっと、はすみれんか、です」
そしたら2人とも
「「!」」って、ネコみたいな顔するから
余計笑っちゃって。
「っぷ、あははっ笑」って
笑っちゃうの、
さっきまで泣いてたのに。
そしたら2人も
「ふふ、」
「ははっ」
って。
『あははははっ笑 !』
って3人で笑ったっけ
バレーボールに触れたのはそれが初めてで。
あっという間に2人とも帰る時間になって、
私も帰った。
そしたらおばあちゃんは
「帰ってこなくてよかったのに」
って
もう、全部嫌になった。
言い返せない自分が1番嫌で
「…もう、嫌い」
ポロ、と溢れた言葉を慌てて塞ぐように次の言葉を発する。
「あっ、えと、夜、ごはんは…」
(おばあちゃんにばれた…? )
でも、おばあちゃんは聞く耳すら持たなくて。
「はぁ?勝手に買って来なさいよ」
泣け無しの1000円。
おかあさんに貰った
コンビニ弁当を買いに行った、夜の19時。
コンビニにいる人はみんな
「1人…?」
って視線でみてる。
恥ずかしくなって急いで帰った。
そしたら今日バレーをした茶色の髪の毛…
に似た女の人がいて。
ぶつかってしまった
「あぅ、ごめんなさい、! 」
「全然大丈夫よ!それよりこんな夜に1人で…?」
「ビクッ」
(怒られる )
そしたら奥からひょこっと出てきた2人。
「おかあさん」
「おばさん」
『どーしたの?』
そこにはバレーをした2人が。
『あ、蓮花!』
「あ、えっと 」
「おれ、こづめけんま…」
「俺はくろおてつろう!」
「あ、え」
いきなり自己紹介されて。
ついつい、笑ってしまった。
そんな私の話。