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私の小学六年生の日々
(以下略)
11.また
今日も美亜と千代と学童に遊びに行った。
びっくりだったのが、学童にまた音弥が来たこと。
ちょっと話しただけだけど、欲張るなら、もっと話したかった。
テラルレならぬ、リアルレ(リアルルーレット)を千代とやって遊んだけど、そうすると、美亜が私たちが何をしているかわからなくて、一人になってしまう。だから、美亜にもいろいろ説明した。(千代が軽く。)
でも、美亜が一人にならないように、一生懸命美亜にも話をふった。三人でできる話をした。
乃愛がいたら、絶対にできないこと。絶対にうまくいかないこと。
学校外で音弥とまた会って、音弥に私がつけたあざは、もうなおりかけになってる。
でも、触るとまだ痛いみたい。
昨日の夜も、そのあざを見て、私の事思い出してくれたらな~とか、ずっと思ってたのに。
テラのコメントで、乃愛が、二人で話してたの~って言った話を千代としていたら、千代は、その言葉を、ふざけたつもりでコメントをしたっていう風に受け取ってる。
でも私は、そういう風には受け取っていない。私の家族も同じ。多分、美亜も。
もしかしたら、千代は乃愛と仲がいいからそう思うのかもしれない。
でも、私は乃愛とはあんまりそんな話さないけど、重すぎるって感じちゃって、乃愛の方が、千代と二人で話していたのに。私が、いつも一人になっているのに。
そして、いつも幸せそうに笑う二人を見て、腹が立つ。
水曜日に乃愛と遊ぶ約束をした。
その場所で、千代にこの話をしてみようと思う。
ママも、千代に言ってみたら?って言ってたし、千代が、三人でいるときに、何か、今の状況を変えてくれることを少しでもしてくれるかもしれない。
でも、私だって、
「美亜が○○でちょっと嫌なんだよね」
とか、美亜と同じクラスの友達に言われたことあるけど、その時、すごい嫌だった。
千代も、きっと嫌な気持ちになるんじゃないかな。
でも、だからこそ、私は真剣に話したいと思う。
泣きながら話してもいいと思うし。
コメント
1件
「また音弥くんが来た」っていう冒頭の一文、すごく良かった。単なる再会報告じゃなくて、主人公の気持ちがぎゅっと詰まってる。それでいて、美亜を置き去りにしないように気を配る姿や、乃愛のコメントの解釈の違いに悩むところ、子どもの世界の繊細な空気がすごく丁寧に描かれてる。千代に話すかどうか迷って、泣きながらでも真剣に話したいって決意するところ、胸に刺さりました。
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