コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
私は人とは違った 。
人には見えない何かが見えた 。
それは 、人によってぼやけていたりなかったりはっきりと見えていたりした 。
私には 、 影がいた 。
私は 、この影をオトモダチだと思っている 。
私とは真逆のような性格だけれども 、
影は私の事を慕い服従してくれている 。
でも周りは影のことが見えないから私を
異物
扱いする 。
だから私はみんなとは違う 。
ねぇ … 、
私ヲ呪ワナイデ
呪縛カラ解放シテヨ …
私だけ 、 “ 時が止まってしまうから ”
_
私は 、1105年に生まれた 。
普通のイギリスの子だった
綺麗なプラチナブロンドの髪色をした 、
少し焼けた肌のそばかすのある
緑色の目のオンナノコ 。
でもそれは5歳までの話 。
私は5歳の誕生日を迎えた際 、
血色の悪い真っ白な肌になり 、
髪と目は 、
光を反射しない真っ黒な色へとなった
その時からだ 。
ダイスキだった母と父は私を優しいがどこか冷たい目付きで見てくるようになったのは 。
トモダチだと思ってた人が私を避けるようになったのは 。
そして 、 私に影ができたのは 。
『 今思えばこれは私の事を憎んでいた◐※✬が私に呪いをかけていたのだろう 。 まぁ、なんの呪いなのかはさっぱりだがな 。 』
そして 、成長し普通なら死んでる今 、1868年でも5歳の時から見た目が変わっていない
『 本当に厄介な呪いだ 。 だが 、影ができたのはいい点だな 。 影がいれば私は1人ではナイもの 』
_____ プロローグ 【完】
第1話 、 運命ノ廻時
『 暇だな ァ … 、この前は日本に行っただろ ? その前はアメリカ 、その前は… エジプトだったか ? 』
『 あぁ 、 もう暇すぎるゾ 』
『 誰か来ないかなぁ … ねぇ 、影 』
〈 マチに出てみてはどうですカ ? 〉
『 そうだね 、出てみようか 、 』
そうして私は街へ出た 。
『 へ 〜 、最近は賑わってるんだね〜 』
〈 その様ですネ 〉
街へ出て色々感心していると 、
何かゾクリと来るものがあった 。
『 … なぁ 、影 。 』
〈 なンでしょウ 主様 〉
『 運命が 、回り始めたようだ … 。 片方は 、そうだな … 星だ 。 もう片方は泥 、 うんいいシナリオだ … 。 楽しくなるゾ … 』
〈 それは楽しみデございますネ 〉
『 あぁ 、 もしかしたら同じやつがいるかもしれんしな … 』
これからの運命が楽しみだ …
どうか期待を裏切らないでくれよ … 、
星と泥の運命よ 。
『 さぁて何か買おうかな 。 』
金はたんまりとあるんだ 、今宵は久々に楽しもう 。
『 そういえば 、日本に言った時は楽しかったなァ 、 また日本に生きたいな … あの着物という文化も良い 、 あぁ 、今度日本に言った時は何か楽しいことが起こりそうだ 。 』
そうそう 、日本での楽しかったことといえば 、
私と似た呪いのような体験が面白かったな 、
彼奴はきっと神の怒りを買ったのだろう 。
蜘蛛を司るような神に 、ね 。
おっと 、この話はまだ早いかな ?
さて 、それでは 、数十年待つとするか
楽しい運命のために
『 それじゃあ 、影 、暫くはイギリスに留まるとする 。 』
〈 ハイ ! 主様 !! 〉
_______ 第1話 運命ノ廻時 【完】
第2話 舞台の人物は揃い始める
『 はぁ … 今日と言う今日を待ち遠しにしてたんだ … 、 さぁ 、今日は楽しませてもらうゾ 運命の歯車が回る瞬間を … 』
〈 主様 、 “ ジョースター邸 ” まで行きますカ ? 〉
『 ん ? あぁ 、そうだな … 、せっかくならどんなやつかみたいからな 。 行くゾ 。』
〈 承知しました 。 〉
『 ありがとな 。 』
影の不思議な力を使い 、ジョースター邸の屋根へ移動した 。
『 お 、あれが“ ジョナサン・ジョースター ” じゃあないか ? へぇ 、正義感の溢れる可愛らいし少年 って感じだな … 。 』
星の方 、ジョナサン・ジョースターを目で見てどんなやつか観察していると 、馬車が止まった 。
『 “ ディオ・ブランドー ” クンのお出ましかな ? 』
馬車からは 、荷物が放り出され 、
ディオ・ブランドーが飛び降りてきた 。
『 ほう … 、あれはずる賢いタイプだな 、それでもって自分が1番じゃあないと許せないタイプだな 。』
多分 、猫のような性格のやつだな
懐いた人にはものすごくデレデレとし 、自分が下でもいいと思っているが 、
他の人間が上に立つのは許せない 。
だから猫被って人に取り繕ったり悪い噂を流したり 、色んな手法で相手を蹴落とすな 。
『 だが … 、そこが楽しみだな 。 』
おっと 、気づかれそうだったな
気づかれないうちに退散しておこう 。
『 影 。 行くゾ 』
〈 はい主様 〉
さぁ 、どうやって接触しようか 。
_____ 第2話 舞台の人物はい揃い始める 【完】
番外編 影の取扱書
〈 主様 … 〉
『 ん ?なんだい ? 』
〈 今日モ可愛いですネ 〉
急に影が話しかけてきたと思ったらいつもの可愛いコールが始まった 。これは慣れないし何よりウザイ 。
ついでに言うと 、デヘヘって笑い方が気持ち悪い 。
『 影 、離れなさい 』
〈 なンです !! 今日俺役に立ったデショ! 〉
『 役に立ったけど 、影が抱きつくと人攫いに見えるぞ 』
〈 そ、そんな … 〉
こんな茶番はいつも通りだ 。
ちなみに言うと 、影の見た目は私とは真反対の白い髪の毛に白っぽい黄色の目
がっちりと筋肉のついた少し焼けた肌色の男 。
だから 、人攫いに見える 。
まぁ 、影のことが見える人がいないから別にいいんだが 、これを言うと離れてくれるからな 。
こいつは 、 自分が人に見てると思っているんだからな 。
『 さ、ご飯久々に食べるか 』
〈 ! ヤッタ ァ ― !!! 何食べるノ ? 〉
『 うーん 、ステーキとかどうだ ? 』
〈 食べたい食べたーい !! 〉
私ははしゃぐ影に微笑みながら足を進める 。
あぁ 、ジョナサンが1人になった時に会いに行くか 、
その時は影には留守番してもらわないとね 。
____ 番外編 影の取扱書【完】
第3話 あのコの影は 、
『 いっぱい食べているが 、明日お腹痛くならないようにね 。 』
〈 ウン !! でも大丈夫ですヨ !! 俺腹痛くなんないですかラ !! 〉
そういった次の日 、