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ご馳走様と手を合わせる
過去を思い出してたらなんかまた色々と考えそうになって疲れてきた。
まだお昼だし夜まで時間はある。
寝よっと。
そうして僕は何気なく布団でゴロゴロする
自分の部屋が1番落ち着くな。
そして眠りに落ちた
ー夕方ー
目が覚めた。ギンギンだ。
なのにやることは無い。そして眠りが浅かったのか嫌な夢を見たのか、まだ疲れが取れない。
何もすることが無かったから適当に窓を眺める。
空の群青色とピンク味があるオレンジのコントラス トが目に焼き付く。
電柱、電線、電線の上で止まるカラス。
逆光で暗く見える建物。
道には小学生がグリコをして遊んでいる姿。
ニコニコと笑って楽しそうだ。
いつもユキヤくんを避けるのに必死で周りに目をつける時間なんて全く無かったし、
人と目が合わせられないからずっと伏せてたし、
世界がこんなに綺麗だと思えたのは久々だ。
でも同時に少し寂しさを感じる。
この時間帯は何処か子供の笑い声だけが響き、その他にはあまり何も聞こえない。
変哲もない日常がここまで静かに感じるのは普通か?異様か?
僕の部屋はしんっとしていて自分の鼻をすする音しか聞こえない。
明日も学校行ける気しない。
お母さんが帰ってきたら相談しよう、、、。
リビングに向かった。
特にすることも無い。
暇だ。
無意識にニュースがやってるテレビに目を向けた
今朝流れていたニュースだ
「はぁ…」
また色々な考えが脳に飛び交う。
身近な人が消えるなんて大して気にしないだろうと思ってた。すぐに忘れると思ってた。
でもある意味忘れられなかった。
こんなにゾクゾクとするなんて。
こんなにも感じたことの無い違和感が残るだなんて。
自分はおかしいのだろうか?
それとも言い聞かせているだけか?
脳がまともに動いてくれない。
何も分からない。
それでも自己完結しようとするが、どうも悪い妄想が広がる。
…あのユキヤくんなら自己防衛くらい一丁前に出来そうだなって偏見があった。
やっぱり偏見も偏見だ。
自分から行方不明になりに行ったのか、普通に誰かに拐われたとかそういうのなのか。
自分とは無縁なはず。彼の事も苦手な人としてしか認識していない。何もしてない。
なのに”身近“だから考えてしまう。
誰かに拐われるくらいなら自分が拐ってしまいたかった。
なんて、自分が思うはずもなく
そんなの考えるのは害のあるヤンデレとサイコパスだけだろ
ツッコミを入れられるなら元気だろと思うが、そんなことは無い。
きっと心の防衛反応だ。
そう、きっと。
コメント
1件
うん……読んでて胸がぎゅっとなった。主人公がふと窓の外の景色を「綺麗だ」と思える瞬間があるのに、それが同時に寂しさを呼び起こす——その「世界が美しく見える」こと自体が、日常からの乖離を感じさせてくる構成が効いてる。それに、「身近だから考えてしまう」という、自分でも処理しきれない思考の渦に飲み込まれていく感じがすごくリアルだった。防衛反応だって言い聞かせてるのがまた切ない。