テラーノベル
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朝。
やわらかい光が、カーテンのすきまから差し込む。
🎮はゆっくり目を開けた。
🎮「……あれ」
知らない天井。
でも、不思議と怖くなかった。
隣を見ると、🌸が眠っている。
その向こうには、🍵も丸くなって寝ていた。
🎮「……ここ」
小さくつぶやく。
思い出す。
昨日の夜。
走ったこと。
助けてもらったこと。
🎮「……そっか」
胸の奥が、じんわりあたたかくなる。
コンコン。
ドアがノックされる。
👩🏻💼「起きてる?」
やさしい声。
🌸「……はい」
🌸が目をこすりながら起きる。
🍵もむくっと起き上がる。
🍵「おはよー……」
ドアが開くと、昨日の先生と、大人の人が立っていた。
👩🏻💼「おはよう」
👩🏻💼「よく眠れた?」
🎮は少し考えてから答える。
🎮「……ちょっとだけ」
でも、その顔は昨日よりやわらかかった。
リビング。
📢、👑、🦈も集まっていた。
📢「おはよう」
📢が言う。
🎮「……おはよう」
🎮が少しだけ笑う。
🍵は元気に言った。
🍵「おなかすいた!」
その一言に、みんな少し笑った。
テーブルには、温かいごはんが並んでいた。
👩🏻💼「ゆっくりでいいからね」
大人の人が言う。
👩🏻💼「ここは、安全な場所だから」
その言葉に、🌸の目が少し潤む。
🌸「……ありがとうございます」
👑が静かに言う。
👑「本当に、助かりました」
🦈もうなずく。
🦈「……これから、どうなりますか」
大人の人はやさしく説明した。
👩🏻💼「これからは、みんなが安心して過ごせる場所を考えていくよ」
👩🏻💼「学校も続けられるようにする」
👩🏻💼「一人ひとりの気持ちも、大事にする」
🎮が小さく聞く。
🎮「……一緒に、いられる?」
少しの沈黙。
でも、大人の人は笑って言った。
👩🏻💼「できるだけ一緒にいられるようにするよ」
その言葉に、🍵がぱっと笑った。
🍵「やった!」
# 無 メイ 🦈
756
🌸は🎮の手を握る。
🎮も握り返す。
その日の午後。
六人は外に出た。
青い空。
風がやさしい。
🦈「……なんか、変な感じ」
🦈が言う。
🦈「自由すぎて」
👑は少し微笑んだ。
👑「それだけ、今までが大変だったんだよ」
🍵は走り出す。
🍵「ねえねえ!あっち行こ!」
📢はその背中を見て言った。
📢「……守れたな」
小さな声。
🌸が隣で言う。
🌸「うん」
🎮も続ける。
🎮「……ありがとう」
📢は少しだけ照れたように顔をそらした。
📢「……当たり前だ」
夕方。
六人は並んで座っていた。
空がオレンジ色に染まる。
🍵がぽつりと言う。
🍵「ねえ」
🍵「家族ってさ」
みんなが見る。
🍵は少し考えてから言った。
🍵「いっしょにいて、こわくない人たちのことだと思う」
静かな時間。
🌸の目に涙が浮かぶ。
🌸「……うん」
🎮も小さくうなずく。
🎮「……そうだね」
👑が言う。
👑「安心できる場所」
🦈も続ける。
🦈「帰りたいって思える場所」
📢は空を見上げた。
📢「……ここだな」
人は、そっと手を重ねた。
もう、バラバラじゃない。
もう、一人じゃない。
怖い夜を越えて――
やっと見つけた場所。
それが、
“ほんとうの家族”
この物語はここで終わり。
でも――
六人の毎日は、ここから続いていく。
やさしくて、あたたかい未来へ。
これにて「完結」です!
しかしバットエンドも書こうと思ってるので
引き続きいいねお願いします
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