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バースデイ 2話をご覧頂きありがとうございます😊
最初の方に言うのを忘れていたんですが、死ネタです。
今回も類寧々を含みます。苦手な方は注意してください。
帰り道
類side
あ〜今日も寧々ともう別れないと行けないのか。最後ちょっとぐらいなら、
「ギュ」
「!?」
このまま溶けてしまってもいいのにな…骨のひとつになるまで。
ずっと寧々がそばにいて一緒に腐って。
声も、体も。朽ちてしまうまで何度でも抱き合うよ。
覚えていて欲しいな。これが僕の愛のカタチだって。
寧々side
「!?」わッびっくりした。
あれ、今類に抱きつかれてる?
類、何を思ったんだろ?あれ、類少しだけ泣いてない?
何考えてんだろ、まあ今日ぐらいいいよね。
次の日
類side
あぁ、また同じ夢。
登校中
寧々side
なんなんだろ、この類と居てる時にだけ起きる、頭が弾けそうな感じと、この喉が潰れてしまいそうな感じ。
「ギュ」
「寧々、?」
全部全部溶けてしまって、骨のひとつになるまで。
ずっと、私は類のこの温もりを探って。
あぁ、溶けてしまっていい。
類と一体化するまで。
もっと。締め付けて奪って欲しい。
類side
もし、願いがあるなら。
もしもがあるなら。
僕の手で終わって欲しい。誰にも奪えないように。
ずっと僕《記憶》の中に閉じ込めて。
コメント
1件
早くも2話が出ました☺️コメントなど全て拝読しております😊ぜひコメントお願いします🙇♀️