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🃏 「 今日 は 寒ィ な … 」
屋上のドアを開けて 男はそう呟く
時刻は昼の12時辺り だろうか
この寒さから 屋上には 誰も居ない
貸切状態であった
⚡️ 「 あ , 湊 ここに居た 。 」
屋上のドアが再度開き 違う男が出てきた
湊 というのは 多分 最初に屋上に来た奴の
名前だろうか
🃏 「 雷斗 何してンだ 」
名前を呼ばれて 🃏 が 振り向く
そういえば 🃏 は
髪は黒だし ピアスもしてなく
陰キャ の 様な見た目 を しているが
謎の威圧感がある
⚡️ 「 数学 の 先生 が 呼んでた 」
そう告げると ⚡️ は 🃏 の 横に座り
弁当を出す
🃏 「 怒ってた ? 」
面倒くさそうに 🃏 が ⚡️ に 聞きながら
🃏 も 弁当を取り出す
屋上 で 弁当を食べるなんて 青春してるな
なんて 考えてしまう
⚡️ 「 課題出し忘れた ? 」
「 因みに 怒ってたよ 」 と 付け足し
発言したすぐ後に
🃏 が 大きく溜息 を 吐いた
🃏 「 この前 授業中 に 寝た 。 」
嗚呼 , 数学の授業は 眠くなる
なんて 1人で共感していると
⚡️ が 口を開く
⚡️ 「 ちゃんと家で 寝ろよ w 」
家で寝ても 数学の授業は 眠くなると 思う
きっと 催眠術師 か 何かなんだろう
もうそろそろ 昼の時間が終わる
彼等 は 教室に戻るのか と 考えつつ
また 彼等の 話を聞く
⚡️ 「 そう言えば 🥀 先輩 ッ て 知ってる? 」
その名前には聞き覚えがあった
話が気になり そっと聞き耳を立てる
🃏 「 知ってる けど 」
⚡️ 「 あの人ってさ … 」
風で何も聞こえない 。 何を言ったのだろう
俺はそれを想像で考えるしか無かった
まぁ これまで こういう所で話す
噂話は ろくなものが無かったから
聞かない方が身のためか …
なんて
気になる欲を抑えて 天を仰ぐ
それと 同時に チャイムがなった
⚡️ 「 や ッ べ , 俺等 次体育 じゃん 」
🃏 「 早く行こーぜ 。 」
そう言うと 2人の男は 出ていった 。
それを見た俺は ようやく 屋上に座る事が
出来た 。
🥀 「 こんな見た目じゃ 出れないよな 」
なんて 1人で話して 上着のチャックを閉める
俺 は 傍から見たら
蛇のような目に
瞳が赤く光り
髪はワインレッド
怖がられない要素が ない 。
🥀 「 あの後輩くん 達は また来るのかな 」
仲良くなれないかな なんて考えてみたけど
きっと怖がらせてしまう 。
また変な噂を 流されて おしまいだろう 。
🥀 「 次はどんな 噂かな 」
ケラ ゞ と 1人で笑い
1度体を伸ばした後
室内へ戻る為 屋上のドアに手をかけ
教室に戻る
/ 〆