テラーノベル
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「しつこいな‥‥」
「このままじゃ船着戻れないな」
「どうしましょう‥‥」
俺はボブさんとエクスさんを乗せて警察とチェイスをしていた
「一回高速の下で俺の事降ろせる?」
「え?ボブさんだけ?」
「そう。そして北の飛行場跡に来てよ」
「すぐ向かって大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫。そこでエクスさんを乗せるから、そこから俺の車と酒寄さんの車でどっちに金持ちが乗ってるか撹乱しよう」
「OKです」
俺は高速下の柱の影にボブさんを降ろした
「じゃあすぐに向かってね!」
「OKっス!」
一旦その場を離れ、急いで北に向かう
周りに何もない
けど少し警察と距離が離れて今なら行けそう!
「じゃあこっちにエクスさん乗って」
「俺はじゃあ目立つように引きつけながらこっちの方で走ってます」
「俺らは様子見ながら船着場向かうから」
「了解です」
「無理しないでね。俺達がアジトに入るまで頑張って」
「任せてください」
俺は砂煙をあげて高速の本道に戻る
後ろからパトランプが夜空に点滅した
釣れてる!
俺はアクセルを全開にして道なき山を突き進む
気付くとパトカーは3台
みんなこっちが金持ちだと思ってる
もっと惹きつけないと‥‥
時間は十分に過ぎた
あちらに警察が行ってなかったらもうアジトに入った頃かな
“金持ち船着場入りました!”
“ナイスーー!”
「ナイス」
あとは俺が逃げ切れればいいだけ
けれどそれは無理そう
なにせ、何度もアタックを貰った車はもうギリギリだった
気付くと両側をパトカーに挟まれている
“みんな逃げ切れた?捕まってる人いる?”
ボスの声
今は無線のボタンを押せそうにない‥‥
「ごめんボス、俺捕まるかも‥‥」
“いない?みんなアジトにいる?”
“みんな帰って来てるよー続々と”
俺はパトカーに挟まれ車が横転した
「痛ったー!‥‥っててて」
「はい、逮捕!」
「痛すぎるっ‥‥」
「大人しく止まってれば怪我しなかったのに」
俺は車から出されてパトカーに乗せられた
「この車インパウンドしちゃうね?」
「お願いします」
「さて警察署帰りますか」
「もう少しだったのにな」
「ねー、頑張って逃げてたね。酒寄君金持ちなんじゃないの?」
「俺は違いますよ。でも警察署で調べたら何か出てくるかもしれませんけど」
「金待ってる匂いがするなぁ。早く没収しないと」
「やめてくださいよ。せっかく持って出て来たのに 」
車の振動が伝わるたびに体が痛い
さっきの横転の衝撃で外れかけたイヤホンから無線が聞こえた
“もう誰もいない?俺まだ助けに行けるけど”
ボスの声‥‥
俺は無線を連打した
“ん?誰?‥‥どこにいる?”
気付いた‥‥
ボス‥‥
“どこだ‥‥街の中?”
違う
“‥‥これ誰だ‥‥船着周辺?”
違う!
“‥‥もう街に入りそう?”
入るっ!
“OK!警察署はまだなんだな‥‥”
そう!
“これって‥‥酒寄か?”
そう!そうそう!
“ハハっ、わかった!俺警察署向かうわ”
ボスっ!
みんながアジトに入った後も残ってる人探してくれてたんだ
これだから小柳ロウって人は
最高にカッコいいんだ!
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コメント
2件
こや すぐ気づいてくれるから最高なんよ!まじでメロすぎる~✨️続き楽しみです✨️