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ロウ「チッ……クソッが」
ロウはそう言葉を残しながら辺り一面を見回した
そこには何者かの手によって息絶えた黒豹達の無惨な姿で溢れていた
ロウ(俺が!俺がもっと早く!!……)
???「……ふぇ……ふ……ふぇー!!!ふぇーー!!!!!!」
ロウ「!!!??どこだ!!!」
声がする方へ耳を澄ませながら足を進める
そして
ロウ「…………ぁ……」
子供を守る為に己を犠牲にした恐らく母であろうものに大事に抱えられた赤ん坊がいた
ロウは小さい赤ん坊を抱き上げる
ロウ「赤ん坊ってこうでいいのか?いや/赤ん坊「ヤァーーーービェー!!!!!!!!!」うわっ!?悪い!こっこうでいいか!?」
赤ん坊「ふぇふぇ(*´▽`*)キャッキャ」
ロウ(何とか泣きあんだな……フゥ……俺はコイツの親を守れなかったのか……)
眉間に皺を寄せ赤ん坊の頬に触れる
赤ん坊「あー!あー」(*´▽`*)
小さな手足をばたつかせながらロウにまるで大丈夫とでも言うかのように温もりを与えた
ロウ「お前はフッ……お前は俺が守ってやる」
赤ん坊「アイ!!!( ˶ˆ꒳ˆ˵ )」
ロウ(そうなるとコイツに名前をやらなきゃな…でも黒豹一族は5歳になるまで性別不明だ…分かるのは産んだ母のみ…………まぁでも男っぽいよな??)
ロウ「…………………………いっ……いってつ?」
赤ん坊はロウのことをじっと見つめ
赤ん坊「アイ!!!!!!(*ˊᗜˋ*)」
ロウ「ふふっ今日からお前はイッテツだよろしくな」
イッテツ「ふぇ(*´▽`*)」
ロウ(お前は俺が何があっても守るお前は今日から俺の……)