ゴウン
ゴウン
ゴウン…
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「話って、なぁーに?ゼラ?」
「…」
ゼラがうつむく。
「えっえっ、なーに?」
雷蔵がゼラの顔を下から覗くと、彼の顔は赤らんでいた。
「えっ!!!」
「ゼラ、あなたっ…かーわいい!♡」
雷蔵が優しくゼラの顔を両手で包み、そのまま顔を上げさせる。
「どうしたのって!あたしの事1人だけ呼び出すなんて珍しいから…雷蔵ちゃんが綺麗すぎて独り占めしたくなっちゃった?なんてね。」
「ああ、そうかもしれない。」
「…」
「…」
目を見開く雷蔵と、その彼の手の中で、頬がぷにっとしたまま黙るゼラ。
「エッ!ゼラァ〜?!」
「なんかあたし、ゼラはてっきりジャイボとかそっちと特別仲良いっていうか…ニコもそうよね…えっ…ど、どういう意味なの?」
変わらずぷにっとされたまま、更に顔を赤くするゼラ。
「…お前なら聞いてくれると思ってな、」
「え〜っ?!♡」
食い気味に雷蔵が反応する。
「…まずその手を離せ、喋りにくいだろう。」
「あ、それもそうよね。」
パッ
ゼラがメガネをかけ直す。
「…俺をせめてみて欲しい。」
「え? それってその、問い詰めちゃうみたいな?あたし、怒るのとか慣れてな」
「いや」
また俯くゼラ。
「性的に責めて欲しい、って意味、だ。」
コメント
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ぎゃぁぁぁぁあ"かわいいゼラ…………すきすきだいすき
ちょっと待ってください最高ですゼラ可愛すぎます雷ちゃん攻めとか新しい扉開きそうですありがとうございます(?)興奮しすぎて誤字りそう