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Episode2
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スカイ視点
「うわぁ~!✨️」
目を光らせた。
照明に照らされてキラキラ光る料理。 とてつもなく美味しそうな香り。
そして、目の前には大好きな人。
…これほどの絶景は見たことがあるか??
少し優越感?に浸ってると、肩をぽん、と叩かれた。
「ふぁ!?」
…思わず間抜けな声が出てしまった…情けない。
「何ボーっとしてたんですか?」
大好きな大好きな人が少しニヤっと笑いながら言葉を口にしている。
これが可愛いくないわけあるか。やばい尊死しそう(?)
「あ、え、あーっと…」
思わず言葉に詰まってしまった。だって可愛いんだもん。
え、なんて言おう。ちょっとやばいこと口走りそうな気もする。
「ふふ、やっぱりスカイは面白いですね!」
え。笑顔。え、あ。
―太陽のように眩しい笑顔を浮かべながら自分の事を口走る。
「ささ、ご飯食べましょ!」
「え、あ、うん!」
「うっっっっま…!!!!!」
美味しい!この世で一番…いや、あの世含めても一番か(?)
「美味しいですか?」
「え、あ、うん!!」
急に降られた問いに戸惑いながらも答えた
幸せ。だなぁ…
「良かったです!どんどん食べてくださいね!」
「もちろん!」
「ごちそう様!」
もう食べ終わってしまった。もう少し余韻に浸りたい(?)
「お、早いですね!片付けてきます!スカイは学校の準備でもしてきたらどうですか?」
「りょーかい!」
「うーん…」
自分のへやで独り言をぽつり。
学校。つまり兄ちゃんには会えないのだ。
兄ちゃんは優しいから休みたいと言えば休ませてくれるだろうが、流石に罪悪感が積もる。一緒にいたい。その思いさえ叶えられればいいのだが。
「お、スカイ!終わりましたか?」
「うん、いまちょうど。」
「私も今丁度終わったとこです!あ、ほら!お弁当も作って置きましたよ! 」
「やった!ありがと兄ちゃん!」
そう。この学校の良いところは、弁当か給食か選べるとこだ。
ま、もちろん
僕は兄ちゃんの弁当を選ぶけどね。
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Episode2「朝食」