マスクの下の秘密
E p i s o d e 1 「再開…?」
ht視点
「ふぅ…準備はこれでいいよね」
俺は今からあそこに戻ってwrwr軍に入る
元から申請していて色々と手続きやら試験やらやってて
こっちで出来る限りの任務をこなしてって
やっと幹部に昇格出来るくらいになった
「情報追ったら…wrwr軍に居るって出てきたもんね」
語尾だけでも大分調べられるものだ
まぁ…特徴がありすぎるってのもあるから…
「敵国にバレちゃダメだからかな…名前出て来なかったんだよね」
まぁそりゃそうかと思いながら用意を終わらせる
「…行ってきます」
「…大分変わったなぁ」
あまりの変わりように声を漏らす
あの時とは違い人口が増え栄えていてとても活気のある街になっていた
「えっと…城はっと…」
何気に本部に来るのは初めてだ
迷わないように気を付けなきゃと思いながら街中を歩く
「…ここか」
門番「誰だ」
「あぁ、初めまして。htと言います」
門番「証明書は持っているか」
「はい」
そう。ここには侵入者かそうでないかを見極める為に証明書がある
幹部なら幹部用の、一般兵なら一般兵用の物がある
門番「…成程。どうぞ」
「(ペコッ」
「…あ」
城に入るとここの幹部さんが出迎えてくれた
地図も無いし迷わないか不安だったから助かった
ni「…こっちだ」
「はい。ご親切にありがとうございます」
ni「いい。これも仕事だ」
主(niさんの口調分かんない…)
主(あ、帰ります)
ni「連れて来たぞ」
tn「ん。ありがと」
(隈凄…寝てるのかな)
niさんに連れられ会議室に入る
そこにはniさん以外に数人いた
今の幹部の方々らしい
左からtn、gr、os、snの順だ
「…?」
htは1人の人を見つめる
なんだか懐かしい感じがしたのだ
あちらも同様に目を見開きながらこちらを見る
tn「じゃ知ってると思うけど自己紹介してくで」
tn「俺はtn」
「(ペコッ」
gr「私はgrだ」
「(ペコッ」
今はその1人に集中していたのだろう
とても冷たい反応となっていた
os「…os」
「…(ペコッ」
sn「snだよ。好きなように呼んでね」
「(ペコッ」
ni「niさんだ」
「(ペコッ」
「htです。よろしくお願いします」
tn「じゃあhtはosに案内してもろて」
tn「お生憎案内出来る程の余裕が無いのでねぇ?」
gr「ヴッ…」
tn「誰かさんが甘い物ばっか食べるんじゃなくて書類してくれたら出来たんやけどなぁ?」
gr「ウグッ…」
gr「と、という事でosお願いするんだゾ…」
os「分かった」
tn「さて、grさん?書類しような?」
gr「ハイ…」
もうどっちがどっちなのか分かんない
苦笑いしか出来ないでいると
os「さて、…ht、行こうか」
「あ、はい」
os「…ht?」
「…?はい?」
os「…いや、なんでもないや」
「…え?」
めっちゃ気になる言い方じゃん…
なんか怖いから言って欲しいんだけど…
os「強いて言うなら…俺にだけでも距離感短くしてくれていいよ?」
「え?あ…はい」
os「…ht?」
「はい?あ、うん」
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