夕ごはん食べる前に未来あるボカロP様達のために遺書書いとこ。
データは多ければ多い方がいいからね。
今回のテーマは『合作の難しさ•そして善意によるすれ違いについて』だ。
堂夏PというボカロPの失敗から未来あるボカロP様、そして読者様がなにかを学んでくださることを切に願う。
何度も言うけれど君達は先人の失敗から学んでほしい。
君達にはそれができる。
私はそう信じている。
では話していこうと思う。
堂夏PのボカロPとしての決定的な敗北は
どうも夜行性人間ですの編曲者であるhocori
さんという方を相方に出来なかったことだ。
あそこで借金してでもタッグを組むべきだった。
少なくともhocoriさんの編曲家としての実力は本物だったと思う。
れてんじゃだむのコメントに
「作詞者はすごくない、編曲者がすごいだけ。」
という指摘があったが、実際その通りだとは思う。
極端な話編曲さえ良ければ歌詞なんておまけだ。
作曲編曲9割、作詞1割ぐらいの重要性だと筆者は思ってる。
実際コメントを見るときに音楽聞く時にいちいち歌詞の考察とかするタイプはごくごく少数だった。
hocoriさんのボカロPとしての才能は本物だった。
少なくとも編曲者としての腕は間違いなくあったし将来性もあったと思う。
しかし、あの方は繊細な方でプレッシャーに弱かった。
一度、hocoriがこんなことを言っていた。
「次の曲を作るプレッシャーに負けてSNSとTiktok のアカウント消してしまいました。ごめんなさい。」
私はあの方を責めることは出来なかった。
実際バズった後、次の曲があんまり聞かれないというのはものすごくショックだったし、
SNSで周りを見ると自分の完全上位互換みたいなボカロP様がわんさかいる。
そしてそのボカロP様達が毎日のように高速で情報共有し、何かしらの努力をし、働いて金を稼ぎつつネタツイしていた。
結局、私に一番足りなかったのはボカロPとして成功するための覚悟だったのだと思う。
親の反対を押しきってでも金を借りて機材を集め優秀な編曲家とMV製作者を雇い
大量の広告をTiktok 、Instagram、YouTube 及びニコ動に流すべきだった。
私は何をやっても中途半端な人間だった。
だからこうしてニートをしている。
合作をするとややこしくなるのが曲の権利の問題だ。
ただ曲を作るだけなら問題はないがボカロPで食っていくためには著作権という壁とどうしても向き合わなければならなくなる。
「どうも、夜行性人間です。の表記を編曲hocori ではなく、作曲•編曲hocori にしてほしい。」
そうhocori さんに言われた時、私は何も出来なかった。
私はその時自分のTiktok で50万回再生されていたどうも、夜行性人間です。のデータを消してたし、MV製作者の方と連絡もつかなくなってたし、YouTube にはどうやこの無断転載が載ってたし、れてんじゃだむはまだ
俺の無断転載の白黒動画を残してたからである。
れてんじゃだむはいつ私の白黒動画を消してくれるんだろうか?早よ消せ。
現実はいつだって非情だった。
私はどちらかというと運の悪い方だと自分で
思ってる。
まぁ、無断転載とれてんじゃだむの動画を好意的に解釈するとすれば、彼らは私の動画を遺そうとしてくれたのではないかと思っている。
実際、私は鬱でいつどのタイミングで死ぬか分からない精神的に爆弾を抱えた状態だったからこうして私の曲を残してもらってなかったら私の曲は死んでいた。
皮肉にも彼らの無断転載のおかげで私の創作物は死ななかったのだ。
私の人生はいつだって他人の善意によって振り回される。
本当にうんざりである。
話が長くなったので今回のまとめだ。
•ボカロPとして食べていくつもりなら曲の権利関係、及び曲で稼ぐ手段はしっかり把握しよう。私はそれが出来なかったから引退した。
•生きていると他人の善意によって人生が大きく歪むことがある。君達なら私と同じ状況に置かれた時どうするだろうか?
君達には是非堂夏Pの失敗から学んで欲しい。
今回の遺書は以上だ。
それにしても、hocoriさんは元気にしてるだろうか?
多分hocoriさんのアカウントは消してある。
今は別の名義で活動してるんじゃないかな?
音楽は続けてるといいな。
俺あの人の編曲めっちゃ好きだったんだよな。
(最後まで読んでくださりありがとうございました。)
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