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水霧らいむ@イラコン開催ちぅ
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#きなこの作品欄✿
🍡✿きなこ✿🍡
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#学パロ?
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読み終わりました…!hn先輩の「自分を責め続ける優しさ」の内側が初めて見えた回でしたね。隊長が死者の声を聞ける能力で「元バディたちが心配してる」と伝える場面、あれは本当に救いのある演出だったと思います。優しい人ほど背負いすぎてしまう——その葛藤が痛いほど伝わってきました。最後のスパイ騒動も含めて、次の話が気になります!
…。あぁ、いらっしゃいましたか。読者お久しぶりです。ショコラです。…?いえ、別に気分が悪いわけでもないですが。ただ、この世界に救いがあることを祈っているのですよ。───えぇ、たしかに私がこの物語を綴ってはいますが。しがない天使ではこの世界に干渉することができないのですよ。だから、記録するだけに留めているのです。
あぁ、雑談が過ぎました。それでは、お手を拝借。私は導く者。貴方様を物語へと誘わせていただきます。
神は縛られた存在。全ては《愛》のもと。
「───どうしてこの場に呼ばれたか。聡明なあなたは既に理解できてますよね?」
冷たい眼光とともに、ゾッとするほど低い声を目の前の少女が吐き出す。座り心地の良いソファに座らされた私はこのままソファの一部になってしまいたかった。それほどまでに私はその瞳に怖気付いていた。相手は剣を握ってるわけでも、銃を構えている訳でもない。けれど、たしかに私の命を握られているような気がして、どうにも意心地が悪い。けれど、その原因は間違いなく私にあった。
「…はい。」
気まずさに、私は少し上擦った声でそう答える。口の中が急速に乾いていく。膝の上に乗せてる手の震えが止まらない。けど、萎縮しただけで許してくれるほど目の前の隊長が許してくれるわけがない。隊長は怒っているのだ。
「ベテランの手は新人らの命より遥かに価値が高いものです。その手ひとつでベテランは何千、何万人の命を助けることができる。…hn、あなたはどうしてその手を───。」
「隊長様〜?”gso”の前で説教するのやめてくれなーい?ベテランが大事なのはわかるけど、だからって命の価値を堂々と差があるって語らないでよ。」
私の隣に座っている先輩は隊長の鋭い目に怖気付くことなく、いつもの明るい雰囲気で目を逸らすことなく話していた。そう、この部屋に呼ばれたのは私だけではない。3日前、片手を無くしたhn先輩とともに私たちは来室したのだ。注意という名の説教を受けているのは先輩の方であり、私では無いのだが…。それでも、この圧を目の前にすれば誰であろうと萎縮してしまうと思う。それくらい、今の隊長は怖いのだ。怖すぎて顔を直視できないほどに。
「そもそもhn達ベテランが新人教育をするのは未来への投資でしょ?未来ある有望な新人のためなら片手くらい安いものでしょ?そーれーに!報告書にも書いた通り、あーでもしないと私たち全滅だったんだよ!適切な判断でしょ!」
「…はぁ、ほんとにあなたは…。あなたなら時間稼ぎくらいできたでしょ?時間を稼ぎつつ、増援の到着を待つべきだったでしょ?」
「…私一人じゃ守り切れるか怪しいかった。なら、さっさと相手を満足させて切り上げた方が早かったもん。」
そう、先輩が先程とは打って変わって力なく言葉をこぼした。
「やっと本音を吐きましたね…。つまり、あなたはgsoを戦わせたくなかった。それだけじゃないですか。」
隊長の淡々とした詰めに先輩はどんどんたじたじになっていく。そして、極めつけに飛び出た”gso”という私のコードネーム。私はバッと先輩を見る。先程まで凍ったように動けなかったからだが嘘みたいに早く動いた。先輩の顔は先程までの明るいものではなくまるで図星をつかれた、みたいに顔から冷や汗が流れている。どんなに表情を取り繕っても勝手に流れる汗を止めることはできない。…私の、せい?私が、力不足だから、足手まといだから先輩は戦いを避けざるを得なかったのか。先程とは別の絶望が私の心を縛り付ける。軋む心臓は外側からではなく、内側からの痛みのように感じた。
「…っ!違う!!そんなつもりじゃ…!!」
ダンッと勢いよく机を叩いた勢いで先輩は勢いよく立ち上がる。隊長は足を組み直しながら冷ややかに、されど冷静な瞳で先輩を射抜いた。
「『そんなつもり』、なんですよ。やっと疑問が解けましたよ。今まで可愛さ重視の服がどうして動きやすい装飾の少ない服になっていたのか。後衛のサポーターのあなたがなぜ、不向きな前線に立っているのか。よぉーくわかりました。───はっきり言うべきですね。その行動をやめなさい。なんのために前線向きのギフトを持つgsoと組ませていると思っているんです?」
「…。あなたたちは新人の命を軽く見すぎている。1ヶ月でこの軍隊の新人が何人死んでいると思うの。私たちは軍人である前に一人の替えのきかない人間なんだよ…?」
先輩の震える声が聞こえた。私は、この時初めて先輩の核へと触れたのだ。あんなにも明るい先輩が、誰よりも優しい先輩が、お人好しの先輩が。…弱音を吐かされている。けれど、同時にこれが先輩を支える心の柱であると同時に素直で明るい頼りがいのある先輩という仮面の内側なのだと悟る。
「…だからこそ、新人は経験を積まなければならない。守られ続けただけの生き残ったやつは戦場でどんな価値があるんです?戦場はたった一度の判断ミスで死ぬ。けど、その判断力を積むためには命懸けの経験を幾度となく積み続けなければいけない。あなたのその行動は死者を減らせたとしても、一時的なものに過ぎないんですよ。」
隊長は冷ややかな声でそう、告げた。それは、先輩の心を砕くには十分なものだった。乾いた笑いが部屋に響く。
「はっ、ははは…っ!ならっ…ならどうすればよかったんですか…?私が見殺しにしてしまった皆を生かすためには、どうすればよかったんですか…!!っ!こたえてよっっ!!!」
その声は、その表情は、年相応のか弱くて、小さな少女で。でも、言葉は大人のどんな言葉よりも重みのある言葉だった。───先輩を今まで縛り続けていた、呪い。それは、私よりも、まだ、小さな子供には重すぎたのだ。
「戦場では当たり前のことですよ。死ぬことも、誰かを殺すことも。敵、味方関係なく、それは平等です。戦場では全てが自己責任。誰かを責めることも、非難することも…。死者の声は決して生者を縛ることはできない、してはいけないんですよ。hn、あなたは聡明な子です。そして、優しすぎる。死んだら、人は終わりです。死者は、その死で生者を縛っては行けないんです。…あなたのその行為は死者に対する冒涜です。あなたの元バディたちはあなたが苦しむことを望んでいましたか?あなたが誰かを庇って死ぬことを望みましたか?」
隊長は淡々と言葉を紡ぎ続ける。この軍隊で最も多くの戦場を潜り抜けた彼女の言葉には重みがあった。先輩の目から透明な涙が溢れ続けている。先輩は諦念の笑みを浮かべた。
「…それは、論点をずらしただけじゃん。私は、みんなに生きてて欲しいって思って、助けたかった。けど、後衛にいたら守れないことに気づいた。だから、今、前線に出て戦ってるじゃん。それの、何がいけないの…? 」
まるで、子供が駄々を捏ねているかのように。先輩は唇を噛みながら、何かを耐えるように声を震わせた。───すっと、隊長の雰囲気が変わる。しかし、私にはどう変わったのかが分からなかった。
「…もしかして、私が言った言葉は慰めの言葉だとでも思っているんですか?とんでもない。先程の言葉は、あなたの元バディからですよ。なんとも、まあ。あなたらしいバディばかりですね。元バディは心配性が多くて嫌になっちゃいますよ。」
「…そう、ですか。…。隊長様。あなたは死者 と話せる、っていうのは本当なんですね。」
先輩はどこか、力が抜けたかのように消えてしまいそうな声色でそう、呟いた。隊長はそのつぶやきを見逃すこと無く、「いえ」と否定すると共に首を横に振る
「一方的に声が聞こえるだけです。このことを会話、だなんて呼べませんよ。…それに、死者は基本的無言なんですよ。声を出す死者は決まって現世に執着あるんです。…あなたの相方達は揃ってあなたのことを心配してるんですよ。いつもいつもうるさいんです。だから───」
深呼吸をひとつ挟む。言葉だけを見れば嫌味ったらしく聞こえるが、その声音は心配の色を帯びており、顔は言葉よりも雄弁に『心配』だと語っている。
「自分の命を大切にしてください。じゃないと、あの世で文句を延々と聞く羽目になりますよ。」
隊長は、今日初めて小さな頬笑みを浮かべた。口角が少し上がっただけだが、その雰囲気は先程の冷たさから一変、暖かなものに転じていた。
先輩は、少し逡巡した後、寂しげな笑顔を浮かべながら、でも重荷が降りたようにへにゃりと笑う。いつもの太陽の笑顔ではない。だけど、思わずこぼれ落ちたような笑顔で。私はこの笑顔が何よりも美しいと思った。
「───さて、堅苦しい話はここまでにしましょう。元々、gsoさんも呼んだのは別件もあったのでね。」
「…え、私別件で呼ばれてたんですか?」
てっきり、先輩に戦いを1人でやらせるな、と警告を受けたつもりだったのだが…。どうやらそうではないらしい。はて、なにかあっただろうか?先輩はしばらく戦いではなく新しくなった片手のリハビリに務めることになっているため、任務はしばらく無いはずだ。と、なると仕事関係ではない…?別件とやらを考えてみても見当もつかない。少し考え込んでいれば、ずいっと目の前に紙が突き出されていた。
「おふたりに外出許可を与えます。まあ、つまるところ息抜きですね。色々ありましたし、2ヶ月の間リハビリしつつですけど、リラックスできたと思います。あとは、思う存分楽しんでください!そうしたら、また仕事に戻りましょう。」
「えぇ!いいの!隊長の太っ腹ぁ!!gso!どこ行くどこ行く〜?」
外出。つまり、この軍隊の基地から出て、この国で買い物、ゲーム、遊園地───どこへでも遊びに行ける、ということ。それは非常に魅力的な提案であると同時に、私の心に一筋の影がさす。──それは、znとショッピングに行ったこと。ヘアピンを貰ったこと。お返しができなかったこと。私にとってはまだまだ苦くて、まだ乗り越えきれてない壁。けど、きっと。私がずっとこのことを引きずっていたら、znは悲しむ。だって、あんなにも優しい子だったから。これは私が乗り越えなきゃ行けない悲しみ。忘れられはしない。けど、ずっと苦いままにしても行けない。私は、先輩を見る。そして、自分ができる最大の笑みを浮かべて。
「先輩となら、どこに行くのも楽しみです!」
そう、私は言うことができた。悲しんでばっかの私じゃないんだと、私はそう自身に啖呵を切ることができた。
「───実は、私と、iemn、htmnで王都で行われるパーティに行く予定なんです。今回は特別に、私達と一緒に使うこと限定で、王都までのワープ路の使用を許可します。」
隊長がそう言い切ると、ガタッという音ともに先輩が立ち上がりながら、興奮で目をキラキラさせながら
「え!?じゃあ今回は王都に行けるってこと!?」
と、大袈裟に驚く。
「…?それってすごいんですか?」
私はそのすごさがイマイチピンと来ず、そう尋ねれば、先輩は私の肩を揺さぶりながら
「すごい、すごいよ!普通王都なんて貴族様でもなければ一生に一度入れるかどうかくらいなのに!」
…思ったよりも王都というのは神聖な場所らしい。出入りするだけでもそんなに厳重だっとは。私の想像よりもずっとすごい事だったようだ。先輩は、 今にでも飛んでいきそうで。それを見て、隊長は嬉しそうにしつつ、補足を入れてくれる。
「一応秘密軍隊に所属するものは貴族なんですけどね…。まあ、貴族のお勤めをしてないので形だけではありますが。一応入ることはできますよ。」
どうやら、私たちは知らぬ間に貴族になっていたらしい。今日は驚くことが多い。先輩は「そうだけど〜!」と言いつつ、はしゃぐのをやめない。先輩はどうやら私たちが貴族であることを知っていたらしく、そこに特段驚くことはなかった。
そんなこんなでトントン拍子で話は進んで行き、王都へと旅立つこととなる。───私たちがいない間に、とんでもない事件があったのは帰ってきた後に知ったことだ。
「先輩、朝ですよ。朝食を食べに行きましょう。」
私はそう言って先輩の部屋の扉を数回ノックする。コンコンと軽快な音がなった数秒後、ゆっくりと扉が開いた。目の前には既に隊服を着て身だしなみを整えた先輩がいた。相変わらず背が高く、少しだけ羨ましいと思う自分がいるが、その浅はかな考えをすぐさま振り払い、簡単に言葉いくつか交わした後、2人揃って食堂へと向かう。向かう途中も他愛のない話ばかりだ。3日間ほど、隊長や副隊長ら3人がこの国のパーティに赴いたらしい。そのため、しばらく秘密軍隊全員に休日が与えられた。休日、と言っても事前に外出許可を取っていなければ外に出ることはできず、大抵は基地内でくつろぐ人が多い。なのに、どうして私たちが隊服を着ているのか。それは、私は先輩に戦い方を指南してもらおうと無理を言ったからである。先輩はそれを快く了承してくれたため、朝食を食べたあとすぐに戦えるようにと休日にも隊服を着ているのだ。
そんなことを考えていればあっという間に食堂につく。適当なモーニングを選んで配膳してもらい、空いている席に座る。食堂にはいつもよりも人が多い。人それぞれが思い思いの過ごし方をしている。穏やかな朝だ。どうやら私が座った席は朝日に照らされているらしく、ポカポカとしている。なんだか、眠くなってしまう。ふわあと大きなあくびをすれば、先輩も釣られるように欠伸をする。どうやら、私たち二人とも眠くなってきてしまったらしい。ぼんやりとしだした思考の中、周りを見渡せばみんなどこか眠そうだ。既に何人かは夢の中に戻ってしまったらしい。うーん、朝からやろうと思っていたことは昼からに変えてしまおうか?そんなことを考えながら眠気に身を委ねようと机に頭を置く。その時、下からもくもくと煙が出ていることに気づいた。まるで、雲みたいな。その時、ガタッと大きな音がする。けれど、確認しようと思えない。この甘美な眠気に逆らうことはできない。が、突然体感温度が数度下がれば少しだけ思考がはっきりとする。先程までの眠気から何とか抜け出し、辺りを見渡す。そうすれば嫌でも目に入る大きな氷塊がいくつも点在していた。瞬時にこれほどまでに大きな氷を作ることができるのは私の知る限り1人しかいない。けど、でも、もうダメだった。これ以上は背後から忍び寄る眠気に抗えない。先輩の声が遠くから聞こえたような気がする。けど、その声は私を眠気の海から解放することはできなかった。
思考の遠くで、ドサッという音が聞こえた。
「──────全ては作戦通りに。」
ガスマスクをつけた私は1人、この軍の基地内を闊歩する。廊下には何人かが倒れ込んでいる。その顔を資料と照らし合わせ、倒れている人と同じ顔を持つ写真を赤でバツと書く。もくもくと地面には煙が渦巻く。ただの煙ではない。これは毒だ。本来、1回でも吸い込んでしまえばすぐさま死んでしまう致死性の高い毒なのだが。神様から与えられたギフトによって我々には数時間吸い続けなければ死に至ることはない。…だから、睡眠薬を気体化したものを散布した訳だが。いくら強い我々でも眠ってしまえばただの人間だ。眠っている間は誰もが無防備なわけで、唯一と言ってもいい付け入る隙なのだ。コードネーム:ssh。これが私の軍内の名前。けれど、私の本来使えるべき国、蒼燿国では私は別の名を持つ。まあ、ありたいに言ってしまえば私はスパイなのだ。秘密軍隊を壊滅させるためにここに忍び込んだ、スパイ。近年、サピエンティアと蒼燿国の戦争は激化している。資源を有り余るほど持つ蒼燿国が勝つのは当たり前のことのはずなのに、何故か未だ戦争は続いている。その原因は、そう。この軍隊のせいだった。正体不明、神出鬼没。個人なのか、組織なのかも分からないそれが、戦場に現れては全ての兵士を皆殺しにしてくる。そのせいで蒼燿国は何度も敗北し、苦汁を飲まされてきた。けれど、今!この瞬間!我々蒼燿国の勝ちは決定したと言ってもいい。半年間、今か今かとチャンスを待ちわびて、今!!隊長、副隊長ら3人が不在の今!この軍隊を私が壊滅させるのだ!!勢い余り、眠りについた人らの前で思わずガッツポーズを決める。…少し恥ずかしいことをした。でも、まあ誰も見ていないしいいだろう。
「最後、3人目っ!」
突如、背後から強い蹴りを食らわされる。私が自覚する前に体は思いっきりはね飛ばされ、正面の壁に激突する。ガゴンッ!およそ、人体から鳴ってはいけない音が聞こえた。そのあまりの衝撃に私の視界は真っ白へ───
「お疲れ様、rk。そいつで最後。解毒薬もちょうど完成した。」
今しがた蹴り飛ばした相手の状態を確認していると、ゆっくりとした足取りでmtwが話しかけてくる。…どうやら、諸々の作業は済んだようだ。
「了解。3人目も医療室に運んでおけばいい?」
俺がそう確認すれば、mtwはこくりと頷く。
「うん、よろしく。はぁ、全く。3人も敵国の洗脳にかかるとは。同じギフト持ちとして恥ずかしいよ。」
mtwはそう溜息をつき、やれやれ、と呆れ半分面倒半分なのを態度に表す。俺はそれをなだめつつ、状況を再確認する。
「まあまあ。それで?この『自分が蒼燿国から来たスパイ』だと思い込む洗脳の解き方は?」
「しばらく日が当たらない場所で過ごさせれば大丈夫。その間悪いけど寝ててもらおう。洗脳されてたことは記憶からなくなっちゃうっぽいし。説明もめんどい。」
こういう時のmtwは何を言っても無意味だ。説明しない、と言いきられればそっか、としか言えない。そもそも、俺だってできることなら面倒なことはしない。お互い暗黙の了解ということだ。それよりも、この洗脳をしかけた相手の方が大切だ。俺はいくらか思考を巡らせる。今回の真犯人───俺たちの仲間に洗脳をかけた相手が誰かの検討をつける。
「…あいつの仕業?」
1人、心当たりを思い出す。mtwはこくりと頷く。───ビンゴ。
「そ、前hnの手を奪ってったあいつの仕業。はぁ。それより今、洗脳を受けた3人のせいで基地の場所は割れちゃったし、既に蒼燿国のやつらが攻めに来てるはずだ。」
「まあ、あっちはtykさんとkkさんに対応はお願いしてるし、俺らは後始末をしちゃおう。」
そういえば、先程まで硬い表情をしていたmtwから力が抜かれる。
「そーだね。はぁ、mmも人使いが荒いよ。『私たち3人がいなくなれば襲撃をしかけてくると思うから対応よろしく☆』って…。mtwは非戦闘員だっての!スパイを炙り出すためとか、それっぽい理由で誤魔化して遊びに行ったんだよ。」
そんなこと、mmが思うわけないと言うのに。いくら願っても、過去には戻れないと言うのに、mtwは未だあの懐かしい日々に囚われている。けど、俺はそれには触れない。お互い、そのことをわかっているから。無駄に傷口を開くべきではないのだ。だから、俺も務めて明るく返す。
「mtwがパーティ行かないって言うからじゃん。それに、代わりに俺が戦闘員として残っただろ?それより、ほら。さっさと基地内の換気をして空気を入れ替えてから解毒薬を改めて散布し直すぞ。」
「は〜!もう面倒だなぁ!!」
mtwは文句はいいつつも、既に基地の制御室へと向かった。
ここで幕を下ろします。お久しぶりです、皆様。今回の物語は少々荒々しい文章になってしまいました。直前まで書いておりまして、もう一度読み直すなどの確認が不十分になってしまいました。読みにくかったら、申し訳ありません。今回はhnさんに対してもう一段階の掘り下げと、mz、ri、mt、rkのちょい出しをさせてもらいました。他にもmmmrの皆様を何回かサラリと出そう思ってます。また、次回は、今回はカットされてしまったtyk、kkの戦闘シーンから開始予定です。
それではまた皆様。次の物語までさようなら。