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大森Side
一目惚れ、運命、純愛…
自分にはほど遠いものだと思っていた。あの日君に出会うまでは。金髪でへにゃっと笑って、頼りなくて、でも誰よりも優しくて。そんな君が僕は大好き。
でも君は違うんだよね。そのたれ目は僕のことは見てくれない。ふざけんなよ、誰がこのバンドに誘ったと思ってんの?なんであいつなの、中悪かったじゃねえかよ、仲悪いままでいろよ。なんでなんでなんで、僕のこと見てくれないの?こんなことなら同居させなきゃよかった?若井なんて、バンド入れなきゃよかった?…君のこと最初から閉じ込めればよかった?
僕にしときなよ、あんな奴じゃなくてさ。だってあいつ、Iカップグラドルが好きなんだよ?だってあいつ、女の子が好きなんだよ?でも、かっこいいもんね、背も高いもんね。僕にないものいっぱいもってる。
ねえ、僕にしてよ、僕にしとこうよ。生まれるところを間違えてしまった天使様、この汚い人間界に生まれてしまった天使様。その背中の羽根を、僕が引きちぎる前に、二度と天界に帰れないようにする前に。お願い。僕のものになってよ。
藤澤Side
君が僕に話しかけたあの日から僕の世界は360°変わったよ、あれ?180°か。いつも僕らのトップとして輝き続けている君が本当に愛しい。まるで弟みたい。兄弟のいない僕には大切な出会いだった。
…でもね、それとこれとは違うの。元貴に向けるのは親愛。親とか兄弟のとかと同じ。ごめんね、好きになってあげられなくて。ごめんね、それでも僕はどうしようもないほど若井が好きです。日を追うごとに好きになる。僕と身長はあんまり変わらないはずなのに妙にかっこいいところとか、案外泣き虫なとことか、努力家なところとか。
でも若井はきっと女の子が好き。それは知ってる。この思いはきっと誰にも知られてない。はず。まあ元々墓場まで持ってくつもりだけどね。