テラーノベル
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変わらない日々の放課後。
学校からの帰り道、僕は今日もまた病院へ寄る。
あれから少し進展があり、自分が記憶障害だという自覚を持ったらしい。
「会いに来たよ 。」
『えっと … 誰でしたっけ ?』
「東言、毎日会いに来てる。」
『ほんと? ごめん、忘れちゃってるみたい。』
「好きな食べ物とかあるー?」
「オムライス。」
この質問には聞かれる度に「カレー」と答え続けてきたが もしかしたら記憶してくれてるかも と思い、試しに「オムライス」と嘘をついてみた。
『え? …あ、いやなんでもない』
『そっか、オムライスいいじゃん!』
問が一瞬戸惑った反応を見せた。
ん?覚えてんのかな 。
少し深堀してみた。
「どうかした ?」
『うーん 、 なんか違和感あるっていうか 。』
『ねぇ、本当に好きな食べ物オムライス?』
「嘘 、 カレー 。」
『やっぱり ?』
『なんかカレーな気がしてたんだよね ~ 笑』
『なんで嘘ついたの?』
「思い出して欲しいから。」
何がとは言わなかった。
コメント
1件
「カレー」と聞いて違和感抱くヒロインに「やっぱり」って返すところ、めっちゃエモかった…!!😭💕まだ覚えてるのか、それとも違和感だけ残ってるのか、どっちにしても切なすぎて何度も読み返しちゃったよ〜 毎日会いに行ってるのに忘れられてるのに、それでも通い続ける主人公の「思い出してほしいから」が静かに刺さる…次の展開が気になりすぎる!!📖✨