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※曲パロ









……………………………………………


📕『シャークん、今会える?』


🦈『今行く』




📕「シャークん、ごめんね、こんな真夜中に…」


🦈「別にいいよ。だってそれがぶるっくじゃん笑」

「もう慣れたわ笑」


📕「…笑ありがと」



…僕は、きりやんと付き合ってる。

みんなから見たら多分お似合いのカップルに見えてるらしいんだよね。


まあ、そりゃそっか。



__


👓「ぶるーくっ!ゲームしよ!」


📕「いいよ〜っ」



👓「ぶるーく、好きっ//」


📕「うん、僕もっ」


__



楽しかったな…。


__


🦈「ぶるっく、見てこれw」


📕「なにそれっ、やばっ笑笑」


__



でも…、

僕が本当に心を開いて、

笑えるのは、

シャークんの前だけだった。



僕、もうきりやんのこと好きじゃないのかな、。


くだらないことで感傷に浸って、

勝手に傷ついて、







家飛び出して、1人で歩いて、


雨が降ったってそんなの関係なく、

煤けた路地裏に入り込んで、

陽だまりを避けてたのに



「ぶるっく?どうした?」



って声をかけてくれたのが…



📕「“シャークん”ッ…」



だったの…。

きりやんじゃなくて、シャークん…。


🦈「ここ、暗いから、あっち行こ?」

スッ


そう言って差し伸べてくれた手が

あったかくて、。





僕がきりやんと付き合ってるように

シャークんはスマイルと付き合ってる。



シャークんとスマイルはすごく仲がいいんだ〜…。

僕たちなんかと比べ物にならないくらい。


「隣の芝は青く見える」

なんて言葉がピッタリなのかも。



それなのにシャークんは



真夜中に

僕を抱きしめてくれた。



それはとてもあったかくて、

でも強くて、


まるで初恋をしたみたいだった。



___



📕「見て〜!夕焼けっ!」



「綺麗だね〜」


___



📕「あ!ワンちゃん!」



「可愛いね」


___



📕「何このニュース…意味わかんない、」



「確かに、ありえないわ、これ」



___



📕「映画終わっちゃったね」



「…ね」


📕「なんか…さ、、笑笑」



「うん笑笑」


📕「面白くなかったよね?笑笑」



「それな笑笑」


___



📕「wwwwwこの芸人さん面白っw」



「www」


___






📕「あ…そろそろ、時間だね、」

📕「“シャークん”」



🦈「そうだな…」

🦈「帰んないと流石に、バレる、?笑」



📕「…やだな、」ボソッ



🦈「おいwそれはきりやんに失礼だろw」



📕「そーゆーシャークんだって、スマイルは?」



🦈「……」

🦈「まだ、遊ぼっか」



📕「、笑」

📕「そうこなくっちゃ」






あぁ…シャークんが、僕と同じくらい悪い人でよかったなぁ…




〜・〜・〜・〜



真夜中の公園に

ぶるっくと2人でいる。


こんなことしちゃいけないってわかってるけど、



この静かな公園に、

俺とぶるっくの心音だけが聞こえるのが、

すごく安心できる。



スマイルは好きだけど、


それ以上に

ぶるっくのことを守りたいって思った。



___


🙂「シャークん、好き…//」


🦈「俺も好き」


___



楽しかったな。


でも、今は…


___



📕「シャークん…ありがと…ッ」


___



ぶるっくと過ごした時間のほうが


俺にとって意味のある時間


そう思う。




これから…俺は誰と過ごしたらいいんだろう。



もう、スマイルと過ごすことはできないかもしれない…。



___


🦈「見て!花火…!綺麗だね…」



「そうだね」


___


🦈「ん〜っ!やっぱお前が作る料理うまいわ!」



「ありがとう」


___


🦈「これどうやって解くんだ…」



「難しいね」


___


🦈「はい罰ゲーム〜www」



「最悪ww」


___


🦈「何この歌www」



「www」


___


🦈「は〜っ…w」

🦈「やっぱ、最高だわw」



🦈「“ぶるっく”」



📕「僕も、シャークんといるの楽しすぎるww」



📕「今日、シャークんの家泊まっていい?」



🦈「いいよー、!」




___あぁ、君も僕と同じくらい悪い人でよかった…___




🦈「…なぁ、俺ら、このままでいいと思う、?」


📕「…」

📕「ダメだと思う……けど、、」




ギューッ



📕「へへっ…あったかいな…」


🦈「…笑そうだな」

🦈「ぶるっく、本当はどう思ってる?」


📕「……このままでいいと思う、笑」



🦈「うん、俺も」



ギューッ





“君”と見る夕日はとても綺麗で


散歩してる犬はすごく可愛くて、


意味のわからないニュースにムカついて、


ダメ映画を見て笑って、




そんな日々を過ごした。



でもお互い“恋人”がいる。


それでも“君”と過ごす時間が楽しくて、



少し寂しくなりながら

2人ではしゃぎまわった。



時間は有限で、巻き戻せないのに、


君といる時間は永遠のように感じられる。

そんなことはないんだけど。



こんな綺麗な人生で

“君”に出会えたことが奇跡でしかなくて、



つまらない世界を


「つまらないね。」


って笑って、



君と肩を並べて


この幸せな瞬間を大事にしてたんだ。






📕「シャークん、あのさ、」


🦈「うん?」


📕「シャークんも僕と同じくらい悪い人だよね、笑」


🦈「そうだな笑」



この人となら楽しく生きていける気がするけど


そんなことは絶対に叶わないから、



僕/俺は


明日を笑顔で過ごすために、



「じゃぁ、またね」


って言って



“恋人”のもとへ帰る。



“君”のことを考えながら。




「…君のことを好きでよかったな、。」









……………………………………………


【きみも悪い人でよかった/ピノキオピー】


……………………………………………

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