テラーノベル
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赤(…、もうッ、無理だよッ、、(ぽろっ、
そう呟き、1粒の涙をこぼす。スマホの通知音がうるさく鳴り響く部屋で
1人だけ。ドアの外からは犬と猫の鳴き声が聞こえてくる。ドアの前に座
っているようだった。
赤(もう、いいや、別に…いいよね。こんな仕事、嫌いだッ、、
赤(…もうッ、ッやめようッ、、
そう宣言し、布団を頭から被った。
起きると全身汗でびっしょりと濡れていた。真夏に窓も開けず、エアコン
も付けず、冬用の布団を被っていたからだ。時計を見ると10:00分だっ
た。それから軽く身支度を済ませ、スマホを持ち家を出た。
大好きだったはずの歌い手。大好きだったはずのメンバー。大好きだっ
たはずの場所。
もう全てが嫌になった。
st(赤さんッ!?
赤(おはようございます、
st(いやいやッ、!暑くないですか!?
赤(ぇ、?あぁッ、大丈夫ですよ
st(なッ、長袖、、熱中症になりますよッ!?
赤(まぁ、その時はその時です
赤(…今日は話があってきたんです(真剣
st(ッ!分かりましたっ、!会議室行きましょうか
st(それで、どうされたんですか、?
赤(俺、活動辞めます。
st(ぇ?、え、?え?ちょっ、ちょっと待ってくださいッ!!
st(ほッ、本気ですかッ?
赤(もちろん、
st(どッ、どうしてですかッ、?
赤(もうッ、嫌いになっちゃったんですッ、、ごめんなさい(ぽろっ、
st(ッ、、みなさんにはッ、?
赤(…ごめんなさいッ、失礼します、!!
それから少ない体力を使い無我夢中で走った。何度も自殺をしようとし
たビルの屋上に着いた。最後にえっくすを開き、ポストをした。それはす
ごくシンプルな”活動辞めます”という6文字のみ。
屋上の柵から身を乗り出し、柵の上に座り足をぶらぶらと揺さぶる。
赤(…楽しそ〜、笑、、
目に入ったのは同じグループのメンバーとその近くには後輩グループ全員
が居た。それぞれには気づいてないようだった。その中の1人がこちらに
気づいて走り出した。他のグループ、メンバー達は驚いたように後を追
う。
がちゃッッ
tg(赤くんッッ、!!、こっち、来てくださいッッ、!!
赤(ん〜っ、笑、それは無理かなぁ、笑笑
tg(お願いッ、、、来てッ、こっちッ、(ぽろっ、
tg(うわぁぁぁッッ、、(大泣
赤(えぇッ、!!ちょっ、!!
俺は急いでtgちゃんの元に駆け寄った。
赤(もぉっ、!泣くことないでしょぉ、!(頭撫
tg(ありすぎるよぉッッ、、うわぁぁぁッ、(抱. 着
赤(おわッ、、
pr(t、tg、??えぇ、赤くん、?
rp(ど、どうされました、?
赤(あはは、笑、
shi(tgちんが壊れたぁッッ、?!
赤(もうッ、笑…
tg(ふぅーッ、すぅ〜ッ、はぁ〜ッ、ak、居ないメンバー全員呼んで
赤(あぁッ、!呼ばないでいいからッ、!
pr(で、?何があったん?
tg(赤くんが…ね、?…じッ、自殺…をね、?
pr(…rp
rp(分かってます
コメント
5件
続き待ってます‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️
めっちゃ好きです! 続きが楽しみすぎる!(((o(*゚▽゚*)o)))