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1年生の1月末
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今日も満員電車に乗りながら高校に向かう
『はあ、』
息苦しくてため息が出る
ケータイをいじりたいがそんなスペースはない
みんなケータイ触るのやめたらスペースができるのに。
『あ、スミマセン』
「ごめんなさーい、」
電車が揺れて隣の人とぶつかった
私は偉い子なので目をみて謝った。
…きれいな瞳。宇宙に、深いところに吸い込まれそう。
「…なんですか?じっとみて。」
『あっガンつけてる訳じゃなくて きれいな人だなって思って』
「ぇ?笑 ガンつけてたんですか、?笑」
『えと、そうじゃなくてぇ…』
そうこうしてるうちに駅に着いた
『…えっ』
『おにーさんもここなんですかっ!?』
「そうですよ」
『えー 運命感じる、笑』
『おにーさん インスタやってます?交換しましょ!』
「いいですよ〜…笑」
『それじゃ、また会いましょ!』
「はい またどこかで〜」
「…星導おそい」
「すいませんね〜、小柳くん」
「行くぞ」
「はーい」
おにーさんと駅を出てから別れた。
…ほしるべって名前なんだ
「どーんっ!」
『おゎっ』
「るか!おはよ!!」
『ひば〜! おはよぉ』
ぼーっとしてたら後ろから抱きつかれた
かわいい ほんとにひばかわいいなあ…
『ひばかわいいねだいすき』
「え!! じゃあ付き合お!!」
『それはむり 』
「なぁんでよ〜 大好きって言ったじゃん!」
『ひばと付き合ったらダメ人間になりそう』
「えー いーじゃん絶対かわいい」
激メロ人間すぎる
かわいい
ひばは高校の入学式で私と会って、一目惚れしたらしい
そこからひばの猛アピールで仲良くなった。
そしてこんな感じでかわいいとか好きとか言うとすぐ付き合おうとする。かわいい。
たまに結婚までいくこともある。かわいい。
校門周りに夢追先生が立っていた
夢追先生は人気 ちょっとした校則違反は許してくれるし話も面白いし!
『はよざいまーす』
「はい おはよー」
『ねー 夢追せんせー聞いてよ!』
『昨日バカ寒い中部活行ったの!偉くない!?』
「はいはい 偉いねー」
「それより後ろの大型犬どうにかしなさいね」
『はーい ひばいくよー』
「ンー!」
「るか」
「てーつなご」
『いいよぉ』
「やった」
『かわいっあざとっ』
「じゃあ付き合お 」
『遠慮しとく』
そんな日が彼との出会いだった。