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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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組織。 加内

「全く、、大切な人の前で、、」俺の上司、鮎民麗華(あゆたみ れいか)幹部は困った顔を画像 して笑った。「す、すみません、、」俺はそう、頭を下げた。俺の名前は加内要(くわうち かなめ)組織の一員として、鮎民団の班長を務めている、25歳だ。「、、まぁ、いい、、次の仕事に行くぞ」「あ、ハイ!!、、この後、遊馬(あすま)主幹と打ち合わせですか??」「あぁ、、加内は専務にこの書類を専務に届けるよう頼む」「ハイ!!気を付けて下さいね」「な、何で心配されなきゃいけないの、、??」

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専務室。

「そっか〜、良かったよ!!新しい取引ができて〜」「ハイ」「鮎民は??」「そのまま遊馬主幹の所に行きました」「そうかそうか〜いや〜君達2人は本当に良くやってくれるよ〜!!」そう言い専務は腰を椅子に下げた。この人がここの組織の専務。礫街梵専務(れきがい そよぎ)。年は確か28歳で、遊馬主幹や、狂唖幹部(きょうあ)と同い年らしい。性別は男だが、容姿に対して誰よりも気にかけており、ネイルやメイクなどが趣味らしい。「画像 あ、僕そろそろ行かないと、、」そう言い専務は席を立った。「何かご予定でも??」「ハハ、狂唖と昼飯だよ〜」「ハハ、本当に仲が良い、、」「君も昼食にしな」「ハイ!!」

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鮎民団室。

「ま、またカップ麺か、、」「時間がなくて、、」俺はそう言い、麺を啜った。「そういや、、夜、遊馬主幹がアンタと飲みたいって」「、、??3人でですか??」「いや、お前と2人で」「、、えぇ!?」「次期幹部の声が高いからお酒の方はどれ程か確かめてるんじゃない」鮎民幹部はそうニヤリと笑った。「じ、冗談よして下さいよ、、」

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夜。とあるバー。

画像 「、、8分、、9分、、じゅ、、「遅れてすみませんでしたぁぁ!!」「店内では静かに」遊馬主幹はそう俺に言った。

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「素敵なお店ですね、、」「俺の行きつけでね、、ほら」そう言い遊馬主幹は俺にグラスを渡した。「あ、、ハハ、、ありがとうございます」「、、最近調子はどうだ、、」「ハハ、、やっと専務と会う前の腹下しが無くなりましたよ、、」「ハハ、それは良かった」この人は遊馬翠主幹(あすま すい)。主幹というのは幹部の中のリーダー的な立ち位置で、専務の次に偉い人。遊馬主幹は凄い。組織の人間全員が言う。遊馬主幹は人類最強だと。この人は最強なだけじゃない、仕事熱心で、同僚、部下思い。優しく、時に厳しい、、本当に理想に描いたよ画像 うな上司である。「、、でも、、養成のみんなが元気で良かったです」「ハハ、、上手くやってるようだな、、副教官はなれたか??」「ハイ、、まぁ、まだまだ未熟ですけど、、」副教官は養成の面倒を見る先生の事。僕はまだ副の身。「成績上位の子達はもう任務にも出れるぐらいですよ」「そうか、、あ、、」「どうしたんです??」「ふふ、、狂唖から写真だ、、養成はぐっすり眠っているようだ」そう言い、遊馬主幹は俺に狂唖幹部から送られてきた、養成の寝顔の写真を見せた。「、、ハハ、、よく寝てる、、」

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次の日。

「要!!ここわかんねぇ!!」そう俺を呼んだのは養成だった。「要さんな、、どれどれ」ん、、この問題は、、「ここは、この式を代入して、、」

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「よっしゃ〜!!昼飯昼飯!!」「要も一緒に食おうぜ!!」「んー、、」確か午後は大した仕事はないよな、、「いいよ!!一緒に食べよう!!」

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「組織の給食は凄いな、、」「前の専務の時は不味かったんだよ、、礫街専務が新しくしてくれてから美味いんだよ〜」「礫街専務って私達にも気を遣ってくれるから嬉しいわよね」「ハハ、俺もカップ麺じゃなくて給食が良いよ」俺はそう養成に言った。「ハハッww」「お金あるくせに〜」「コラッ!!そんな事言わないのww」

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「じゃあな!!」「おう、午後は戦体室で鍛えるって」「狂唖か、、!!やった!!」「狂唖さんな、、」「えぇ〜私やだ、、」「疲れて、夕食が食えなくなる、、」「そ、そんなに、、??」

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組織中庭。

「、、ん、、あれ、、」狂唖幹部だ、、何してるんだろう、、「お疲れ様です!!狂唖幹部!!」「、、!?びっくりした、、」「えぇ!?す、すみません!!いきなり話しかけて!!」「い、いやいや、、今から鮎民の所??」「ハイ、、また他の会社に、、」「ハハ、、ご苦労だな、、ん、電話だ、、墻音(かきね)??何??」この人は組織で1番の若くして幹部になり、教官も務めている見齧狂唖幹部(みかじ きょうあ)幹部。何千人といる組織の団員の中で1番強いとされている唯一のblood幹部。俺もbloodなこともあり、この人にはいつもどこか親近感が湧いている。目立つ金髪に、小柄で華奢な体。幼く、整った顔立ちに白すぎる肌。雑魚だと思って関わると痛い目に見るらしい、、。でもとても養成思いで優しい方だ。しかしかなりの気分やで機嫌が悪い日はとことん悪い。そんなところが可愛いのか、専務は狂唖幹部をよく可愛がっている、、。「画像 、、、、」狂唖さん、、また傷が増えて、、やっぱり危険な任務に当たってるのか、、「ん、、じゃあ、よろしく」「急用ですか??」「近くの公園で怪物が出たらしい、、墻音が行ったから大丈夫、、」「、、そうですね、あ!!時間が!!す、すみません!!失礼します!!」「、、これは、また遅刻だな、、」

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俺はここ。組織で働いている。鮎民団所属班長、加内要。この物語は、そんな俺の話である。

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