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今日は1人でバラエティー番組のゲストとして呼んでいただいた。
私以外地方でロケしてるらしくて、でもみんなバラバラだからマネージャーは地方の方に行ってしまって私は東京に1人。
マネージャーとふっかとさっくんが居ないってことは愚痴を言えないからちょっと残念。
でも△△も地方に言ってて今日は会うことないから言うほどの愚痴もないだろうしいっか。
と思っていたのにまさか△△以外の人から嫌味を言われるとは…。
司会「本日のゲストは今世間を賑わせているSnowManの𓏸𓏸𓏸𓏸さんと、芸能歴54年の⋯⋯さんです!」
「SnowManの𓏸𓏸𓏸𓏸です」
「お願いしまーす」
⋯「どうも」
噂通りの人だな〜
⋯⋯さんは世間を賑わせた知らない人は居ないんじゃないかってぐらい有名なドラマで主演を務め、その演技の上手さでブレイクしたベテラン俳優さん
だけどめちゃくちゃ性格が悪いで有名。
⋯⋯さんに嫌味を言われて反抗した人が居たらしいけど、その次の日その人は芸能界を辞めたらしい。
噂では⋯⋯さんが辞めさせたんじゃないかって
演技はめちゃくちゃ上手いから性格も良ければもっと人気が出るだろうに。
勿体ないことする人だな〜
⋯「聞いてるのか? 」
「え、あ!すみません」
やば、やっちゃった…
司会「𓏸𓏸さんはお忙しくて最近まともに寝れそうにないですもんね〜」
「この番組は喋るだけなのでよけい眠くなるかもですね笑」
「そうなんですよ〜」
「ありがたいことに忙しくさせていただいてます」
助かったー、後で司会の方にお礼を言おう。
⋯「俺が20代の頃は話を聞いてなかったら即芸能人生終わりだったけどな」
うわ、最悪。
せっかく空気良かったのに今の一言でみんな死んだ魚みたいな顔しちゃったよ。
⋯「これだから最近の若いやつわ 」
「人気のアイドルだか知んないけどさ、流石に調子乗りすぎだろ」
「女だからってチヤホヤされて芸能界入って、メンバーのみんなに色目でも使った?」
「そうでもしないと女のお前が入れるわけないもんな!」
我慢我慢。
言い返したら終わりだ。
「あれー?何も言い返さないってことはそういうことー?」
スタッフ「えー本日の撮影は以上です、お疲れ様でしたー」
⋯「じゃあね、色目かけるのも程々にね笑」
「今日は空気悪くしちゃってすみませんでした」
「半分ぐらい放送できないですよね」
ス「いーよ、いーよ」
「𓏸𓏸ちゃんは悪くないし」
司「そうですよ、流石に⋯さん言い過ぎですよ」
「そう言っていただけて少し楽になりました」
「また機会があればよろしくお願いします」
疲れた…
なんで今日に限って3人とも居ないんだよー!!
ん?誰からか電話が来てる…ってお母さん?!
「ごめん!お母さん収録中で出れなくて⋯」
「どうかした?」
母「さっきあんたのマネージャーの△△って女から電話があったんだけど」
「え、なんか言ってた?」
母「最近あんたとメンバーの仲が悪くて困ってるって」
「しかもあんたが舐めた態度とってるのが原因だとか言ってたけどどういうつもり?」
「待って、お母さん、違うの」
母「言い訳なんて辞めなさい」
「恥ずかしい」
「こんなことになるのならあんたなんか育てなければ良かった」
「…ごめんなさい」
それから私は家に帰り、お風呂に入りご飯を食べようと思ったが何も喉を通らなかった。
お母さんに嫌われた。
なんのために私は嫌味を言われながらも今まで頑張ってきたんだろう?
あんなに頑張ってバカみたい。
それから1晩ずっと泣いて、気づいたら寝ていた。
もう朝か。
重い体を起こして、また自然と涙が出てくる
今日は10人でそれスノの収録。
涙を拭き、目を冷やして腫れを治す。
メイクをして赤くなった目の周りを肌色に戻して、迎えの車に乗る。
車には誰もいない。
マネージャーだけ。
マ「おはようございます」
「昨日は大丈夫でしたか?」
「⋯大丈夫だった」
「司会の人やスタッフさんがすごく優しくしてくれて楽しかったよ」
マ「なら良かったです」
「ごめん、スタジオ着くまで寝ててもいーい?」
「ちょっと寝不足で」
「流石にゲームしすぎた笑」
マ「着いたら起こしますね」
「お願い」