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脆く 儚い 夢 は
綺麗事 、
そんなの だって 大悲劇名詞 だと 思わない ?
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「 行ってくるね 、 また会える 。 絶対 の 絶対に 。 」
また会える 。 キタ は 笑顔でそう言ったのに 、
どうして 、 どうして どうして どうして どうして どうして どうして 。
花畑 。 二人で 笑った 花畑 で 言葉 が 溢れる 。
「 なんで 。 キタ なんだ 、 政府 の 報告 では 死者 は 0だったのに 、 」
周りの音が聞こえなくなるほど叫ぶ。 キタ に 届くように叫ぶ 。
自分の能力。「 過去追未来待 」を狂った猛獣の如く蓮華の花弁と共に舞っている。
「 叫んでる声が聞こえたから来たら なンだ 、 御前 、戦争孤児 みたいな
なり しあがって 、そンで 、 能力 ぶっ放しか 、 」
赤い瞳の銃を持った男がけらっと笑いながら 此方へ 向かってくる。
「 黙れ ッ !! 」
僕は死ぬ気でいたのだろう 。
死ぬまで能力を出して 。
「 面白れぇ 奴 も 居たもんだな 、 」
その男が地面を蹴って僕の肩をストンと持つ。
「 ンなことして 何が楽しいンだ 、 」
「 はぁ ? うっせぇーよ 、 僕 の 勝手だ 。 ほおって置いてくれ 」
ふん と 鼻 を 鳴らし 抵抗しながら 答える 。
「 そーかよ 、 ンま 、 当然 俺 に は 関係せねぇーから なんでもいいけどよ 、
御前 は 今から 行く果てもなく 、 この町を 彷徨うのか ? 」
「 其れの何が悪いんだ 、 」
ジッと男を睨む。