テラーノベル
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「じゃあ俺がエスコート役を務めよう」
アンジェリカは固まり、フェリクスが目を丸くする。
リーナだけがその言葉に「わーっ!」と喜び、誕生日でも祝う様に拍手した。
「エトガルが? どうやって……」
アンジェリカは驚き、エトガルの姿を見た。
皇室の人間に見つかっては大変なのではないか。そもそも貴族としてデビュタントに参加するなんて、どうするつもりなのか。
言葉にならなかった疑問を、顔にありありと浮かべているアンジェリカに向かい、エトガルは自信ありげに微笑んだ。
「俺に任せろ」
デビュタント当日の夜。
開け放たれた扉から王宮のホールへと淑女たちが次々に入場していた。
踊りやすく品********************
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