テラーノベル
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「コイビトってなんなんだろ!」
「恋人……」
Skittlesの言葉に僕は少し動揺した。
「Thomasはコイビトとかいるの?」
「…わからない」
あまり難しいことは考えたくない。
「ねね、Thomas」
Skittlesは耳元で囁いた。
「ボクと「コイビトごっこ」、しよ?」
突然何を言い出すんだと思ったが、Skittlesはにやにやと笑うだけで。
「…仕方ない子だね」
「へへ!Thomasならそう言ってくれるって信じてた!」
「コイビトってなにするの?」
「うーん、キスとかハグ?」
「キスとかハグ??それはトモダチでもするんじなないの!?!」
「愛の重さが違うんだよ」
「あい……?」
「難しいよね、僕もあんまりわからない」
Skittlesは少し考えてから、僕に近づいて頬にキスをした。
「ちゅっ!ふふ!」
子供のように両手で口元を抑えて笑う彼に自然とこちらも笑顔になる。
彼は不気味であまり好きではなかったけれど、彼のふと見せる純粋な姿が好きだ。少しだけ。
「あとは……ハグ!ぎゅーして!」
両手を広げてそう言う彼に少し躊躇いはあったけれど、抱きしめた。
暖かくも冷たくもない、ちょうどいい温度。
「Thomas!ぎゅー!」
体がくっついて彼の声が間近で聞こえる。
「Thomas大好き!」
「……」
「へへ!」
彼の愛に答えることは出来なかったけれど、それでも彼は満足そうに微笑んでいた。
コメント
7件
好きになったキャラ程二次創作ないのなぁぜなぁぜ!!!!!!もっとこのカプ増えていいと思うんですが!!!!
好き好き好き好き好き好き可愛いもっと増えて!!!殖えて!!!トーマスさんとスキットルのカプ可愛い殖えて殖えて殖え殖え
ワー……、…好きだ…