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~番外編1⃣~
『アザラシが生理男子?!』
僕はいつものように太陽の日差しが差し掛かった中、体を起こした
と同時に下腹部への痛みが襲い掛かる。
それは、下痢をしたときの腹痛の痛さと同じだった。
「いたたた」
あまりにも痛すぎてヤバイ、、。
それに、お尻の辺りが気持ち悪い。
「こりゃあトイレ行かないとまずい」
《トイレ》
トイレに行ったら下着が血まみれ、、。
「うわ!!なんだよこれ!!」
僕は驚いた。病気なのか??
「び、病気なの??癌とか??死んじゃうの??」
色々な思いが頭をこんがらがってしまう。
お母さん、お父さんは??最悪、仕事に行っちゃった、、。
「ピンチだ、、。どうしよう、、」
とりあえずトイレットペーパーで止血だ!!これで治るはず!!
「よし!!」
そうトイレを出た。
でも下腹部の痛みは治らないまま。
頭痛、腰痛、吐き気までが襲ってもう貧血のような感じになってきた。
「うううううう、死ぬ。」
そう思い気絶しそうになっていたら、
シロクマ「お~~~い!!アザラ!!学校行く時間だぞ!!珍しく寝坊したのか??」
シロクマ君の声が響き渡った。早く学校行きたい!!シロクマ君に会いたい!!
「ううううううううう」
でも痛いせいで動けない。
「これじゃあ、前の世界のアザラシに戻ったみたいじゃないか、、。」
シロクマ君助けて―――。
シロクマ「おい!!大丈夫か?生きてる?」
「シロクマ君、、生きてるよ!!」
シロクマ君の声だ、助かった。
「助けて、、。お腹が痛い、、死にそう」
シロクマ「ええ!?平気かよ。腸炎にでもなったか?魚の食べ過ぎでアニサキスでもなったのかよ。」
なんでそんな知ってるの、、てか全部違う。
「尻から血が、、血が出てて凄く怖い、、」
シロクマ「え?!尻から血?!腹痛?、、もしかしたら、、、生理ってやつ??」
ええ??
「な、なんでわかるの??」
シロクマ「俺の母親がいつも生理が酷い人でいつも来るたび俺が看病してたから。」
「へえ~~。てか生理ってなに??」
僕は”生理”という物が何か分からなかった。
シロクマ君によると、生理とは女性の人が一か月に一度なって腹痛や頭痛など辛い症状が出ると教わった。
「女性の人たちは辛いんだな~~」
シロクマ君からは、そんなときにお尻に敷くものがあると買いに行った。
~15分後~
近くのコンビニ寄ってナプキンという物を買ってきた。
これをお尻に敷くらしい。
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ナプキンを敷いてシロクマ君は僕のベットに行って何かを確かめている様だった
シロクマ「あ、やっぱり。漏れてんじゃん。」
見ると僕のベットには大量の血がついていた。
痛みが勝って血に気づかなかったのかな??
申し訳なさそうに、選択はシロクマ君に甘えてしてもらうことにした。
新しいシーツにしてもらった時にはフカフカで気持ちよくて体全体にジンワリと温もりが来る。
シロクマ「お腹減ってないの?」
「減ってないよ。今日はこのままそっとしておいて。ごめんね!!」
シロクマ「ああ。判ったよ。元気になってな!!じゃあな!!」
シロクマ君は出て行った。
僕はそのまま眠りについた、、。