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ぬま子
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「吉田争奪戦」が新しい話を投稿する度に1000いいね超えるので本当にびっくりしています。ありがとうございます😭
まだまだ続かせていくので!ぜひ最後まで読んでいってください!
今回はあまあまです。🫶
天然であざとい💛さん愛してます。
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そんな様子の吉田を見て2人はなにかできるわけもなく顔を真っ赤にしながら大人しく部屋を出た。
2人は会話も目を合わせることもなくひたすらさっきの吉田の様子を振り返っていた。
すると山中と佐野がそれぞれ準備したものを持って部屋に来た。棒立ちで唖然としている2人をみて頭にはてなマークを浮かべる。
「2人とも……そんなとこでなにしてんの?」
「お前ら仁人のそばにいろよー!」
「いや、あの、まじで、ほんまにやばいねん。」
「舜太?何がやばいの?」
「あれはあかん。ほんまにあかんやつや。」
「太智まで、どうしたんだよ。」
何が言いたいのか分からない曽野と塩﨑に山中と佐野は余計に頭が疑問だらけになる。このふたりが吉田をほっておいてどこかに行くわけないとはわかっていたため余計になぜ外にいるのか。見当もつかない。
「とりあえず入るぞ。」
「「あかん!!!」」
佐野がドアノブに手をかけた瞬間、曽野と塩﨑は声を合わせそれを止める。突然のことに佐野は驚く。
「うわっ!なんだよびっくりするだろ。なんで入っちゃダメなんだよ!」
「仁人がいいって言うまであかんねん!」
「え?なんでだよ。」
「ついに、ついに俺らの努力が報われた瞬間が来たんよ!!」
「舜太ちゃんと説明して〜なんの事?」
山中が曽野に聞くと2人は深刻な表情で話し出した。
「仁人がついに。ついに俺らを男として見てくれてるかもしれんねん。」
「「…………は?」」
「え、いや、ちょ、ちょっと待ってよ。嘘だ。あんなにアピールしてもなびかなかったじんちゃんが。」
「そ、そうだよ。あんなに好きって言っても最近は顔を赤く染めるだけで……。いや待てよ……顔を赤く染める……?もしかして最近はずっと……?」
4人は同時にゴクリと生唾を飲み込む。期待に鼓動が早くなるのを感じた。この部屋の奥には今すぐにでも自分のものにしたいと思っている愛する人がいる。その人が自分を、1人の男として見てくれてるかもしれない。
全員で扉を見つめていると、扉が開き、中から顔を真っ赤にした吉田が顔を覗かせる。
「……おわったよ。あれ、柔太朗と勇斗もいる。」
「じ、じんと、大丈夫だった?」
「う、うん、…大丈夫だけど……。」
塩﨑は顔をひきつらせながら言う。
「……?みんな中入らないの。」
動こうとしない4人に吉田は首を傾げながら言う。天然であざとい吉田に昇天させられそうになりながらも4人はゆっくり部屋に入る。
心臓がうるさいほどになっていた。
4人はこれから始まる看病が、途端に上手くできるか不安になる。
4人はベットの横の床に正座に並んでいた。吉田は早く治すために大人しくベッドに座っていたが、4人のその意味不明な行動に何があったのか考えるが何も思い浮かばない。ふと、山中の膝の上にお粥があるのを見つけそれについて聞く。
「柔太朗、お粥作ってくれたの。」
「……っえ!あ、うん。キッチン借りたよ。」
「ありがとう、それ、……食べていい?」
少し照れながら聞く吉田に山中の心臓はさらに跳ね上がる。さっきの曽野の言葉が頭の中でもう一度反響する。
じんちゃんが、俺らのことを男として意識してる……?
山中はおかゆの入った皿を持ち、吉田を見ると固まったままの山中を不思議に思いまた首をコテンと傾ける。
男として意識してくれてるのか試してみたくて、つい聞いてしまった。
「じんちゃん自分で食べる?それとも食べさせて欲しい?」
「なっ!自分で食べれる!!」
案の定真っ赤になってムキになる吉田。山中からおかゆの入ったお皿とおぼんを受け取ると自分で食べ始める。が、やはり体がだるくてすぐに腕が止まる。
食べたいのに、体が動かない……。
そんな様子の吉田を見て、そっとスプーンを取り上げた山中はお粥をすくい、吉田の口の前に差し出す。
諦めた様子で大人しく雛鳥のように口を開ける吉田。山中は平然を装っているが、心臓が口から出そうなくらいドキドキしていた。そっと口にスプーンを入れてやると吉田ははむっと口を閉じる。そのままゆっくりスプーンを引くと吉田はむぐむぐと口を動かし飲み込むと、また口をパカッと開けた。
あまりのあざとさに山中はついに完全に固まってしまう。口を開けたまま山中を見つめる吉田。
「お、俺も!!」
佐野が山中からスプーンを奪うとおかゆをすくい、吉田の前に差し出すと同じように食べさせる。
「ひゃあああ、やっばいなこれ!!」
スプーンを両手で握り歓喜する佐野。そんな様子に塩﨑と曽野も「俺もやりたい!」と言い出し、復活した山中を含め4人で交代しながらおかゆを食べさせた。
俺、動物園の動物じゃないんだけど……。
と吉田は思いながらも4人に食べさせてもらうのが嬉しくて甘えさせてもらっていた。
全て食べ終わり、薬を飲むと吉田は静かに眠りについた。
コメント
3件

はじめてコメントします、あらと申します🙇 むぐむぐ→もう一口が可愛すぎて悶絶しました、ありがとうございました(平身低頭) 今後の更新も楽しみにしております!
あ〜〜今回めっちゃ良かった!😭💕 吉田くんの天然あざとさが炸裂してて、4人が振り回されるの最高すぎる。「自分で食べる!」って言ってすぐバテるギャップとか、口開けて待つとことか、動物園の動物じゃないって心の中でツッコむとことか、全部尊い…。看病しながら心臓バクバクの4人も可愛すぎて、にやにや止まらなかったわ。のりもちさん、甘々回ありがとうございます!続きも楽しみにしてます🔥