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こんにちは!
どれもこれも完結してないのに新連載始める人です!で、できるだけ早くする気はあるんですけどね…?
そんなことはいいからどうぞ!!!!
⚠ 改変?
ある日の1106号室。その中にはマックス、レイン、フィンの3人。3人でマックスの魔法で遊んでいた。1度、マックスとフィンだけ小さく、レインだけを大きくしている時があった。その時、ガチャリと扉の開く音がする。誰だ?と思いそちらに怒りの感情の籠った目を向ける。カルパッチョ・ローヤンだ。なんでこいつが?なんてレインは思う。思っていると、身体に強い衝撃が走る。何かと体を見てみるとカルパッチョが体に抱きついていた。
🍥「先輩…頭撫でて…」
なんて言いながら頭をぐりぐりと体に擦り付けて来る。マックスから撫でろ、なんて指示をされたので、少し癪だが撫でるしかないだろう。そう考え、カルパッチョの頭をレインは撫でた。すると、カルパッチョがピクリと反応を示する。
🍥「…なんか撫で方違う…?しかも身長伸びた…?」
なんて事を言い、カルパッチョはこちらへ目を向ける。3秒ほどの硬直が続いた後、カルパッチョは顔を真っ赤に染めた。レインには、その姿が謎に愛おしく思えた。
───────こいつの事なんて、癪に障る奴なのに。
なんて思う。思っている。
ボーッとしている時にマックスから声をかけられ思考を戻す。見た時にはカルパッチョは自分の胸元から消えていた。聞く限りは「僕もう帰る…!」なんて言いながら強く扉を閉めて行ったようだった。マックスからは謝罪を貰った。フィンに関してはまだ顔を赤く染め硬直していたようだった。レインはその場から1度離れる事にし、カチャリと扉を閉めた。それと同時に前髪をつかみ、少しの赤面とともに顔をくしゃりと歪めた。そんなことをしてる間にも耳にはマックスとフィンの話し声と脳裏に焼き付いた彼の甘えたような声が混ざったように響いていた。
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───────間違えた。自分がのらりくらりとしながら部屋に来たのが悪いのだが、流石にレインなのは想定外であった。確かに身長も考えれば同じくらいであったし、撫で方も先輩よりは違い、優しく、慣れた手つきであった。彼にはフィンという人がいるからな。彼は弟にはあの様な優しく撫でているのだろうか。少しのフィンへの嫉妬の感情が自分の中に芽生えているように感じ、その感情に蓋をする。そんな事を考えている時も未だに顔が火が出ているように暑い。なんなんだこれは。そんな事をずっと考えながらカルパッチョは長い廊下を少しおどおどした足取りで歩いた。
────────嫉妬の感情は気づけたが、カルパッチョは頭の中に少しの嬉しさがあるのは分かっていないようだった。
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その時からどれくらいの日が経ったのかは分からないが、また2人は出会うこととなる。その場所は研究室だ。
🍥「…ん゛〜……」
と言う濁音符の付いた声がカルパッチョただ1人の研究室に漏れる。どうやっても取れないので三脚でも持ってきてやろうかと思っていたその時、何者かの手が触れる。誰だと目を向けるとそこに居たのはこの前の1件で出会った男、レインだった。彼も自分と同じくらいの身長だがどのように取ったのだろうか、と思いレインの足元に目を向ける。すると彼は三脚に乗ってきた。
☔「…取りたかった物はこれか?」
なんてこの前のことは無かったかのように親切に声をかけてくる。
🍥「…ぅん…ありがと」
しまった。少し不自然な返し方をしてしまう。
☔「…それは何に使うんだ?」
🍥「…別に、普通に使うけど」
☔「…その普通が分からねぇんだが」
🍥「ははっ…それもそうだね…まぁ…ありがと」
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🍥「ははっ…それもそうだね…まぁ…ありがと」
単純な言葉を返したら少し和むような笑ったように言葉を返された。その少し笑った顔がこの前の1件の時のように愛おしく思えた。
🍥「…レイン…?」
自分の名前を呼ばれ思考を戻す。────────これ以上居ると自分の体が持たない。
そう自分の脳が警告し、
☔「…それじゃあこれで」
なんて自分が言うこともないような言葉を漏らす。
🍥「…また会えたらね」
なんて出ていくときに彼の声が聞こえた気がした。
…できるだけ続きをなんでも早く書けるようになりたいなぁ…
それでは!!