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僕はスタジオの控え室で途方にくれていた。
はぁ…誘いを受けたはいいけど…僕はきっとまた「いらない。」なんて言われるんだろうなぁ…
テレビや2人の前で挫けちゃいけないから…
気にしてないって言ってたけど…。
あれだいぶ効いたんだよな…。
f「ダメ!こんな弱気じゃぁ! 」
ぺしっと自分の頬を両手で軽く叩いた。
すると、後ろから、温かい手が僕の頬を包み込み、優しく撫でた。
f「?!…///」
w「りょーちゃん…。あったかい?…可愛いほっぺが赤くなっちゃうよ? 」
f「……。わ、若井……///」
若井の手……震えてる…。久しぶりに会えたんだもんねぇ…。緊張してるのかな……?
あぁ、すごくあったかい…本当に今までのギターの努力が伝わってくる、ゴツゴツした大きな手
すっごい頑張ったんだよね…
f「偉いねぇ〜…」
僕は若井の手を触って撫で返す。
w「え、どうしたの?涼ちゃん?」
f「ん?頑張り屋さんを褒めてるところ」
w「……涼ちゃん………」
f「ん?なに?どしたの?そんな顔して。」
僕は今にも涙がこぼれ落ちそうな若井の目をなぞり、若井の頭を包み込むように僕の胸に抱き寄せた
f「ごめんねぇ…居なくならないって、言ってたのにねぇ……、淋しかったよね…?我慢してたんだよねぇ……辛かったよね、苦しかったよね、不安だったよね……。大丈夫…もう帰ってきたよ。」
w「ッ…!涼ちゃん…!俺…す………………。///
ありがとう……もう大丈夫だよ…もう、温まったよ…」
f「ほんと?良かったぁ〜、んへへ、滉斗…」
「僕も好きだよ」
若井は驚いた顔をしていた
当たり前だ
好きだと言うのを堪えたのに、僕にバレてしまったのだから
だが、若井は思っているより分かりやすい
顔を真っ赤にして、「す」まで言いかけていた、こんな馬鹿な僕でも、それぐらいはわかってしまうよ…
w「りょ、ちゃん…………。涼架…改めて……俺と付き合ってくださいッ……!」
すっごい情熱的なで真っ直ぐな目…
いつも、僕を見守っていてくれた目だぁ……
若井滉斗だ…!
若井だぁッ…………!
喉が絞まる
思いが溢れてしまいそうだ…
今までの出来後は夢だったのだ……
若井はあんなことは言わない…。
だって若井はMrs. GREEN APPLEのギターだもん
若井の音色は…ひんやりしてるけど、暖かくて、ピリつくけど、決して痛くは無い…そんな真っ直ぐな音色なんだ……そんな人があんなこと、するはずないんだ……。
僕は今までの悪夢から開放されたようだった…。
w「えッ…、涼ちゃん…?そんなに俺と付き合うの嫌だった……?ごめんッ……そんなつもりはッ」
思わず、若井に抱きついた。
f「いいよ!もちろん!大好き滉斗!僕を待っていてくれてありがとう!出逢ってくれて、ありがとうッ……。」
w「り、涼ちゃん…!」
若井は僕を強く強く、苦しいぐらいに、強く抱き締めた。
w「良かった…!」
若井は、キラキラ笑っていた。