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『百田レボリューション』

朝、僕は食パンを咥えながら通学路を走っていた

時刻は8時10分、遅刻しそうになっている

最「はぁ…はぁ」

曲がり角を全速力で曲がろうとすると

最「うわっ…」

ドンっと大きな人にぶつかった

最「あっ…すいません」

?「大丈夫か!?終一!」

僕はぶつかった瞬間何かを感じた

もしかしたらぶつかったのは運命の…

百「大丈夫か!?」

最「百田…君」

女子の下着を着た百田君だった


最「百田君、ちょっと聞いてもいいかな…?」

百「おう!助手の質問ならなんでも答えるぞ!」

最「なんで女子の下着を着ているの?しかも上裸で」

百「あー…モノクマの野郎に言われたんだ。1日これを着なきゃオシオキだって」

あまりにも無茶苦茶すぎないか!?

最「そうなんだ…」


茶「あっ!最原さん!ここにいたんですね!」

その時、茶柱さんがやってきた

百田君は野生本能か何かで咄嗟に近くにあった草むらに隠れた

最「どうしたの?茶柱さん」

茶「転子の…転子の下着がなくなったんです!」

悪い予感がする

最「下着が…?」

茶「そうなんですよ!朝起きたらなくなってて…女子のみなさんも知らないらしくて…」

茶「…男死が転子の下着を持ってるはずなんです」

茶柱さんは殺気だった目でこちらを睨んでいる

別に自分が盗んだわけじゃないけど、嫌な冷や汗をかく

最「ぼ、ぼくは別に知らないかな」

茶「…転子は最原さんのこと信じてますよ」

最「その下着ってどんな下着?僕も探してみるよ」

茶「男死に下着を教えるなんて嫌ですが…仕方がないですね」

茶「白色の下着で、後ろに名前が入ってます!」

確か百田君の下着は白色だった…

最「…わかった、探しておくよ」

茶「じゃあ見つかったら教えてくださいね!」

そう言って駆け足で校舎へと向かっていった


百「…行ったか?」

最「うん、行ったよ」

百「…終一と茶柱の話は聞いた。俺の下着は茶柱のだ」

最「そんな…!」

百「悪い、終一。俺は間違っちまったみてーだ…」

最「百田君…」

百「もう、自分に嘘なんかつきたくねぇんだ。だから…」

百「俺は、茶柱に俺の気持ちをぶつける」

最「…っ」

百「今までありがとうな、終一。ハルマキを頼む」

最「うん…わかったよ。百田君…君の気持ちは忘れないよ」

百田君は立ち上がり、歩いていった

その後ろ姿はまるで、戦を勝ち抜いてきた武士のような大きな背中だった

最「…百田君!僕も見守るよ!百田君の…勇敢な姿を!」

百「ありがとうな、終一。いい助手を持ったもんだ」


百「茶柱…」

茶「百田さ…ん…」

百「茶柱の下着を着てんのは俺だ。本当に悪かった」

百田君は90度のお辞儀をした

茶「…」

百「…許して欲しかったわけじゃない。ただ、仲間に隠し事はしたくねぇんだ」

茶「百田さん。」

茶柱さんは近づき、百田君の手を取った

もしかしたら…茶柱さんは正直に言った百田君を許して…

百「茶柱…」

茶「…」

次の瞬間だった

茶「きぇぇぇぇぇぇい!!」

百田君は空を飛んだ。正しくは茶柱さんに投げ飛ばされただけだが、まるでその姿は不死鳥のようだ

茶「男死!やっぱり男死が盗んだんですね!変態!」

百「ま、待ってくれ…」

茶「待ちません!金輪際近づかないでください!」

茶柱さんは無理矢理百田君が着ている下着を奪い取り、走り去っていった


これは後日談だが、茶柱さんがこの件を全員に言い、春川さんから殺されかけ

王馬君に罵倒され、ほぼ全員に無視されてしまった


めでたしめでたし



【お知らせ】

自分事ですが、pixivを始めました

主にダンガンロンパv3のイラストをあげています。興味がある方は『粗大ゴミ』で調べてみてください

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